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0186〜0237 開目抄 0208:11〜0209:05 第33章 法華の深恩を明かす
講義
「仏・御年七十二」の下は、法華の深恩を明かされている。その中で、はじめに迹門、つぎに本門であり、迹門はまた、はじめに序分、つぎに正宗分、つぎに下巻のはじめより流通分を引いて明かされている。
「無量義経にて実義とをぼしき事一言あり」とは「無量義は一法より生ず」との文である。これに一法より無量の法を生ずと明かしているが、いまだ無量の法が一法に帰一すべきことを説かれていないから、今文のごとくおおせられたのである。