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2020.9.30-2(2)

2020年09月29日 (火) 15:36
2020.9.30-

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◎池田大作研究/佐藤優氏
〜世界宗教への道を負う〜 (第38回)
『逆風の中の広宣流布 750万世帯を達成』
言論問題という難に直面した創価学会は、広宣流布を一層強化した。
池田が会長に就任して10年後の1970年に、学会員数は750万世帯を達成。
池田は広宣流布にゴールはないと宣言した。

伸一は、ほとんどの政党が、学会を憎悪する宗教団体の支援を受けるなど、各教団と密接に関わっていることを思うと、学会を襲う波の背後に、政治権力と宗教とが絡んだ、巨大な闇の力を感じるのであった。

●「毎日が発見ドラマのよう」妻のユーモアのセンス

『悪王の正法を破るに邪法の僧等が方人をなして智者を失はん時は師子王の如くなる心をもてる者必ず仏になるべし』

正法を滅ぼすために、悪王すなわち政治権力と、邪法の僧すなわち宗教が結託し、民衆の幸福のために立ち上がった智者を迫害するというのである。
伸一は思った。
“主義も、主張も異なる政党と政党が、また、宗教が徒党を組み、創価学会に集中砲火を浴びせるこの構図は、御書に仰せの通りではないか。
しかし、その時に、師子王の心をもって立ち上がるならば、必ず仏になれると、大聖人は、断言されているのだ。学会攻撃の嵐が吹き荒れている時こそ、自身の人間革命、境涯革命の最大の好機となるのだ”

「同志よ、負けるな? 師子となって立て?」

共産党、民社党、社会党さらには自民党の一部など、主義主張が異なり、普段は対立している政党が反創価学会という目的のために共闘している。………この嵐と闘うことによって自らの信仰も創価学会も強くなると池田は確信した。

峯子は、微笑みながら答えた。
「こんなこと、なんでもありませんよ。御書に仰せの通りに生きるならば、難があるのは当然ですもの。毎日、毎日が、ドラマを見ているようですわ」
「そうだね。今のことを、懐かしく振り返る日が、きっと来るよ」

●「ぼくたちは大丈夫です」3人の息子の反応に誇り
………
「はい!」
三人が、そろって返事をした。
長男の正弘が、凛々しい口調で言った。
「ぼくたちは大丈夫です。絶対に負けません。広宣流布のために一家が難を受けることは、誇りだと思っています」
「ぼくも平気だよ」
間もなく小学校六年生になる末っ子の弘高も、口をとがらせて行った。
「そうか? 師子の子は強いな」
伸一は嬉しかった。

1970年は創価学会は、「革新の年」と位置づけられている。この年に創価学会は、750万世帯に達した。言論問題の逆風の中で創価学会員は広宣流布を一層強化したのである。

●難が起きる構造的要因 除去する必要性を明確化

一月二十八日、学会本部で総務会………

「最初にお伝えしたいことは、現在、学会世帯数は700五十五万七千七百七十七世帯となり、念願の七百五十万世帯を遂に達成しました?」

目標としてきた五月三日より、三カ月以上も早く成就したのだ。同志は、見事に、逆風を追い風に変えたのだ。

御聖訓には『大悪をこれば大善きたる』

それは、何もせずして「大悪」のあとに、「大善」が訪れるということではない。“ピンチ”こそ“チャンス”ととらえ、苦難を飛躍台として断じて進み抜こうという、不屈の一念によって、「大善」は開かれるのだ。「烈風に勇み立て?」「吹雪に胸を晴れ?」――何ものも恐れず、常にこの精神で前進し続けてきたところに、学会の強さがあるのだ。

池田は、創価学会と公明党の組織的関係を、1970年5月3日の第33回創価学会本部総会で明確にした。

●人間革命の闘争の永続 世界宗教へ発展への方針

「広全流布とは決してゴールではありません。何か特別な終着点のように考えるのは、仏法の根本義からしても、正しくないと思います。大聖人の仏法は本因妙の仏法であり、常に未来に広がっていく正法であります。
また、日蓮大聖人が『末法万年尽未来際』と叫ばれたこと自体、広宣流布の流れは、悠久にして、とどまるところがないことを示されたものといえます。広宣流布は、流れの到達点ではなく、流れそれ自体であり、生きた仏法の、社会への脈動なのであります」

その話に、参加者は眼(まなこ)が開かれた思いがした。
広宣流布が「流れそれ自体」ということは、間断なき永遠の闘争を意味する。ゆえに、広布に生きるとは永遠に戦いつづけることだ。そこに生命の歓喜と躍動と真実の幸福がある。

広宣流布が「流れそれ自体」という池田の指摘は、宗教史上、とても重要だ。 「一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする」という人間革命の闘争は永続し、この人間革命の哲学を広宣流布する「流れそれ自体」によって創価学会が世界宗教に発展するという方針を明確にしたからだ。そして世界宗教として発展する創価学会にとって 日蓮正宗という宗門がくびきとなっていることが次第に明確になっていくのである。
(AERA2020.10.5)

☆「くびき」 くび‐き【×頸木/×軛/▽衡】 の解説
1 車の轅?(ながえ)?の前端に渡して、牛馬の頸の後ろにかける横木。
2 自由を束縛するもの。「―を逃れる」


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