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9・8ロシア初訪問の日。
分断から協調へ―歴史開
いた師の人間外交に続け
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宮崎の日。試練に負けぬ
太陽の民衆連帯。今こそ
励ましの声強め団結固く
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総埼玉が記念月間。新時
代の広布開拓へ勇躍前進
師弟の勝利の歴史つづれ
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青年の心を揺さぶるのは
青年の叫び―恩師。世界
の友と心一つに対話拡大
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チャイルドシート「使っ
て良かった」8割。義務化
20年。命守る為、必ず使用
◎名字の言 アメリカの教科書に掲載された婦人部員の被爆体験
「ヒマワリのような笑顔」と評判の快活な婦人がいる。75年前に広島で、母の胎内で被爆し、その2カ月後に生まれた▼紫斑病など後遺症との壮絶な闘いが続いた。就職、結婚など人生の節目に、どれほどつらい思いをしたことか。ある時は交際していた男性が「君に元気な子が産めるのか……」と言い、去っていった。悔しかった。苦しかった。だが彼女は学会に出合い、希望を見いだした。幸せな結婚をし、3人の子に恵まれた。そして「平和の語り部」になった▼ある留学生が婦人の体験を聞き、価値観を一変させた。「これまで母国が核兵器を持っていることが誇りでした。でも、それは恥なんだと気付きました。私も核の廃絶に尽くしたい」と。彼女の被爆体験はアメリカの大学生向け教科書にも掲載され、若者たちの心に訴え続けている▼人生を懸けて平和の道を開いてきた先輩方にお会いすると、大切なことを教えられる。宿命をも使命に変える信仰の尊さ、赤裸々な体験の持つ力……。人を差別することの罪深さも▼きょう、第2代会長・戸田城聖先生の「原水爆禁止宣言」発表から63周年を迎えた。恩師の遺訓を心肝に染め、平和創造への新たな挑戦を始めたい。道なきところに道をつくった草創の同志の心を継いで。(誠)