Contents
RSS 2.0

ブログ blog page

2020.9.5-5(4)

2020年09月04日 (金) 19:57
2020.9.5-5

??????英領バージン諸島国旗

◎「国あれば国旗あり」公明
革命、クーデター、国家分離、民族均衡等の理由で変わる
/世界の国旗・国歌研究協会共同代表 吹浦忠正
2020/09/04 5面

 世界の国旗から、執念、ジェンダー、差別、宗教、オリンピックなどを読み解くことが出来る。「国あれば国旗あり」。国旗の数だけ歴史と物語が存在する。

 新型コロナウイルスの世界的流行により、東京オリンピック・パラリンピック競技大会は来年に延期された。私は大会で使われる約1万旒の旗にかかわっている。内訳は国と地域の選手団旗(国旗)、IF(国際競技連盟)旗などだ。1964年の東京五輪以降、札幌・長野の冬季五輪と来年を含め、日本で4回の五輪組織委員会で国旗に携わっていることになる。

 1964年の東京オリンピックで、早稲田大学の学生当時、組織委の田畑政治事務総長に呼び出され、専門職員になった。当時は資料が乏しく、海外の国々と航空便で何日もかかってのやり取りだった。「はた」目では分からぬ苦労の連続だった。間違えたら国際問題に波及するのが国旗の怖さだ。

 実は、前回の東京五輪開会式前日10月9日は大嵐だった。これでは中止になり、2年余りの準備は水泡に帰すと、やけ酒で泥酔した。ところが午前2時、満天の星が降っていた。あの夜空は今も忘れられない。

◇◇

 ところで、世界の国旗で女性が描かれた例は今のところ1つもない。人間が登場しているのは男性を描いた中米ベリーズと独立前のフィジー。世界での女性活躍とともに国旗にも女性進出があっていい。わずかに英領バージン諸島(カリブ海)の旗の紋章には乙女が描かれている。

???????


トラックバック

トラックバックURI:

コメント

名前: 

ホームページ:

コメント:

画像認証: