◎石平氏『大水害・・・習政権の無責任体制』
実はこの地方視察の前にも、習主席が水害の被災地を訪れたことは一度もない。
さらに信じられないことに、広範囲にわたる大水害が発生して1か月以上たったのに、中央政府は「対策本部」のような組織を立ち上げていない。そして習主席以下、首相にしても副首相にしても、水害対策の最前線へ出向いた中央政府の責任者は一人もいないのである。
このままでは中国歴代王朝の末期がそうあったように、政権としての機能不全を起こして、徐々に機能まひになってしまい、国内外の危機に対処しきれなくなってしまうに違いない。
(産経7.30)