Contents
RSS 2.0

ブログ blog page

2020.7.23-5(3)

2020年07月22日 (水) 10:25
2020.7.23-

【寸鉄】
人間革命の挑戦こそ真の
民主主義を築く力―博士
民衆が主役の時代を創出
     ◇
鼓笛隊の日。試練の時も
希望の連帯広げる平和の
天使。健康と勝利あれ!
     ◇
一言の励ましで何という
結果がもたらされるか―
詩人。一瞬一瞬に心込め
     ◇
外出自粛で親子関係円満
になった―4割。有意義
な語らいで和楽の土台に
     ◇
ストレスをバネにできる
人は幸福度も高い―研究
負けじ魂を燃やして前へ

◎名字の言 英国の作家・スティーブンソン
「生きる力をくれる日本の英雄」

「彼のような魂の持ち主は、不遇によって打ち砕かれたりはしない」――今から140年前、英国の作家・スティーブンソンが、文学雑誌に日本人の伝記を書いた。タイトルは「ヨシダ・トラジロウ」。すなわち幕末の思想家・吉田松陰である▼スティーブンソンが松陰を知ったのは、英国に留学していた松陰の門下生・正木退蔵と出会ったことに始まる。正木が語る松陰の人生に、彼は深い感銘を受けた。伝記を書いた後、友人への手紙に「生きる力を与えてくれる日本の英雄の話」と記している▼正木が松下村塾に入門したのは十代前半。在籍した期間は、わずか数カ月という。だが、松陰という人格に触れた感動は、時を経て色あせるどころか、言葉も風習も違う異国の作家の心をも動かした(よしだみどり『知られざる「吉田松陰伝」』祥伝社)▼精神的な触発に、出会う回数は関係ないのかもしれない。たった一度の出会いでも、短時間の語らいでも、人生を変えることがある。その歓喜と感動は、時間や空間を超えて広がっていく▼学会には、池田先生の励ましを、生涯の宝とする多くの友がいる。師弟の原点に常に立ち返り、挑戦を重ねる――求道の心が燃えている限り、いかなる不遇や逆境にも、決して負けることはない。(嶺)


トラックバック

トラックバックURI:

コメント

名前: 

ホームページ:

コメント:

画像認証: