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2020.6.25-4

2020年06月25日 (木) 00:58
2020.6.25-

◎アウクスブルク信仰告白(アウクスブルクしんこうこくはく、ドイツ語:Augsburger Konfession)は、ルター派教会が用いる信仰告白(信条)のひとつである。1530年にフィリップ・メランヒトンによってドイツのアウクスブルクで起草されたことからこの名がある。

このアウクスブルク信仰告白には原典ともよべる版と、カルヴァン、ツヴィングリなどとの対話の中で一致点を模索しようとしてメランヒトン自身によって改定された版の2種類があり、多くのルター派教会では、原典版である「改定されないアウクスブルク信仰告白」の方を信仰告白文書として採用している。

第1条 神について
神は三位一体の神であって、ニケア信条を正しいものと認める。
第2条 原罪について
原罪とは人がもって生まれた「神を神とせず、悪と欲とに満ちている」ことであり、例外なく人に永遠の死をもたらす。
第3条 神のみ子について
イエス・キリストは真の神であり、真の人である。これを告白する使徒信条を正しいものと認める。

結論
本信仰告白は既存の教会(カトリック教会)との対立を意図して記されたものではなく、ルター派の信仰はむしろ聖書に忠実にあらんとすることを大胆かつ率直に告白したものであると総括している。

◎下関戦争(しものせきせんそう)
幕末の文久3年(1863年)と同4年(1864年)に、長州藩とイギリス・フランス・オランダ・アメリカの列強四国との間に起きた、前後二回にわたる攘夷思想に基づく武力衝突事件。敗れた長州藩は幕政下での攘夷が不可能であることを知り、以後はイギリスに接近して軍備の増強に努め、倒幕運動を推し進めることになる。

◎朝鮮戦争(ちょうせんせんそう)は、1948年に成立したばかりの朝鮮民族の分断国家である大韓民国(南朝鮮、韓国)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の間で生じた朝鮮半島の主権を巡る国際紛争。1950年6月25日に金日成率いる北朝鮮が事実上の国境線と化していた38度線を越えて韓国に侵略を仕掛けたことによって勃発した。

◎屋良 朝苗(やら ちょうびょう、1902年12月13日 - 1997年2月14日)は、琉球政府および沖縄県の政治家、教育者。1968年11月から唯一の公選行政主席として沖縄の日本復帰までその職にあり、復帰後は沖縄県知事を2期務めた。


◎出島(でじま)は、1634年江戸幕府の外人流入防止政策の一環として長崎に築造された人工島。扇型で、面積は3,969坪(約1.5ヘクタール)。1636年から1639年まで対ポルトガル貿易、1641年から1859年までオランダ東インド会社(AVOC、アムステルダムに本部のあるVereenigde Oostindische Compagnie)を通して対オランダ貿易が行われた。出島全体は1922年(大正11年)10月12日、「出島和蘭商館跡」として国の史跡に指定されている。

1639年、オランダ商館長のフランソワ・カロンが江戸に参府し、ポルトガルとの関係の断絶を幕閣に訴え、オランダがポルトガルに代わって、日本が求める輸入品を確実に提供できることを主張した。幕閣はカロンから、台湾や東南アジアから渡航する中国人が、直接長崎に来航することが問題ないことや、オランダがスペインとポルトガルに妨害されず長崎に来航できること、台湾に渡航する中国人を通じて、オランダが日本が求める輸入品を確保でき、かつ、台湾に渡航する中国人が明朝の渡航証明書を持っていることなどを確認し、ポルトガルとの関係を断絶しても支障がないと判断した。その結果として、同年、幕府は長崎奉行や九州地方の大名に「第5次鎖国令」を発布して、ポルトガル人を出島から退去させた。翌年の1640年には、マカオからのポルトガルの使節が、貿易再開を要求して長崎に渡来した。これに対して幕府は、ポルトガルの使節を処刑することで、ポルトガルとの貿易を改めて再開しない意思を示した。

その後、出島は無人状態となり、貿易利潤の損失だけでなく土地使用料も入らなくなったために、長崎の町は困窮した。幕府は出島築造の際に出資した人々の訴えを踏まえ、1639年に建設された倉庫の破風に西暦年号が記されているのを口実として、1641年に平戸(ひらど、現在の平戸市)のオランダ東インド会社の商館を出島に移すように求めた。オランダ側にはこれに反対する意見もあったが、商館長カロンはこれを受け入れた。以後約200年間、出島には武装と宗教活動を規制されたオランダ東インド会社社員等が居住することになり、それまでのポルトガル人同様にオランダ人も幕府の監視下に置かれることとなった。


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