◎題目にまさる力なし
題目を唱え奉る音は十方世界にとずかずと云う所なし、我等が小音なれども、題目の大音に入れて唱え奉る間、一大三千界にいたらざる所なし、
題目の声は、「十方世界」すなわち大宇宙に届くとの御金言です。
唱題に励むとき、大宇宙の根本の法則である妙法と、わが生命が融合する。小宇宙である自身の生命の扉が大宇宙に向かって全開し、全宇宙の頂点から一切を広々と見わたすことができる。宇宙に包まれていた小宇宙が、大宇宙を包みかえしていく──これが我らの祈りです。
◎夕飯時
妻「なんか言うことあるやろ?」
私「何が?」
「2〜3日前のこと」
「…………」
?
◎NHKスペシャル「台湾」
台湾にもSGIがあります。
韓国にもSGIの同志がいます。
中国と台湾、「一国」の宿命転換のためにお題目を送り続けたいと思います。
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蓮盛抄 p.150 建長七年 三十四歳御作
第二章迦葉への付嘱の真意を明かす
【本文】
諸の菩薩は善能問答するを以て 是くの如きの法宝則ち久住することを得・無量千世増益熾盛にして衆生を利安せん
【通解】
もろもろの菩薩はよく問い答えるので、このような法宝は久しく住することができ、無量の千世まで利益を増すことが盛んであり、衆生を利益し安穏にするだろう。
【解説】
小乗は声聞の比丘たちのためにだけ利益をもたらす、“小さな乗り物”にすぎない。したがって、この声聞たちに付嘱された法とは、彼らだけを利益するもので、無常の彼らが亡くなると法も消滅する。ここから、彼らは死が時間的に迫っている老人に喩えられるのである。
これに対して、もろもろの菩薩たちに付嘱される法は大乗の法であり、よく多くの人たちと問答しながら法を伝えていくので、この法は無量千世という長い年月にわたってますます豊かになって一切の衆生を利益していく。