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2017.5.16

2017年05月17日 (水) 01:16
2017.5.16

◎3月決算
3月決算法人の最終打ち合わせが連日続きます。今日も午前中は関与歴24年の寝具&ギフトショップ。社長は今年69歳、私と9つ違い。大型店舗がひしめく中、営業は3代目の娘さんに任せ、悠々自適です。お昼は食事もご馳走になりました。
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◎「こげなところに!」
数日前からクレジットカードとマッサージ店の会員カードが、財布の中から一緒に無くなっていましたので、「あーまた洗濯物の中にでも紛れ込んでいるかな」と思っていたら、案の定、スポーツパンツの左ポケットの中にありました。

妻「言わんやったね」
私「言うたら怒られると思って」
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真言見聞 142ページ
第三章 真言亡国の現証を明かす
文永九年七月 五十一歳御作 
与三位房日行

諸法は現量に如かず 承久(しょうきゅう)の兵乱の時・関東には其の用意もなし国主として調伏(ちょうぶく)を企て四十一人の貴僧に仰せて十五壇の秘法を行はる、 

其の中に守護経の法を紫宸殿(ししでん)にして 御室(おむろ)始めて行わる七日に満ぜし日・京方(かみがた)負け畢んぬ亡国の現証に非ずや、

是は僅に今生の小事なり権教・邪法に依つて悪道に堕ちん事浅猨(あさまし)かるべし。

<通解>
あらゆる事象は直接に知覚できる事実で量ることが最も確実である。

承久の兵乱の時、関東には祈禱の用意もなかった。

それに対し朝廷側は国主として調伏を企て、四十一人の貴い僧に命じて真言の十五壇の秘法を行った。

そのなかに守護経の法を紫宸殿において、御室の道助法親王が初めて行った。

祈禱が満了する七日目に、朝廷方がまけてしまった。

これは亡国の現証ではないか。

このことはわずかに今生の小事であるが、権教・邪法によって悪道に堕ちることはあさましい限りである。

<解説>
これまでは真言宗が亡国の邪法であることを文証・理証の立場から示されたのであるが、ここでは現証を示されるのである。

まず「諸法は現量に如かず」、一切の事象は“現量”、事実をもって量ることにこしたことはないと述べられる。

そして、その顕著な事実として、承久の乱の時、京都の朝廷方が真言宗によって鎌倉幕府方を調伏する祈禱を行った結果、敗れてしまったことを挙げられ、真言亡国の現証とされている。

そして、戦争の敗戦といった今世の僅かな小事ですら、祈禱して敗れて亡国を招いたのであるから、そのような真言宗の権教・邪法を信じて後生に悪道、なかんずく無間地獄に堕ちることはもっとも嘆かわしいかぎりであると結ばれている。


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