
◎相続税の一日!
 今日は午前中、相続税の申告書を一件完成させ、午後から別件の相続税申告の打ち合わせ。
 
 相続税の申告は人の死に向き合う仕事で、しかも初めてお伺いするときには主人公は故人となっていますが、何か遠い過去からのご縁を感じるものです。
 
 税理士としても、とてもやりがいとリスクと感謝の深まる仕事です。
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 ◎手荷物で夫婦言い合いっ子!
 今月27(土)-28(日)の東京交流は、奥さんと娘は熊本の妹と羽田で合流し、私は飛行機もホテルも行動も別々。
 私「飛行機に手荷物を預けた方が楽よ」
 妻は「着いてから待っとかんなんでしょうが!」
 私「今は自動チェックインで簡単だし、ちょっとトイレに行く時間くらいよ」
 と言いますが平行線です。
 夕食時、お互いどうでもいいことで言い合っておりました。夫婦共々、境涯がまだ低いです。
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 真言見聞 142ページ
 第四章 真言を権教・邪法とする文証 
 文永九年七月 五十一歳御作 
 与三位房日行 
 
 問う権教邪宗の証文は如何 
 
 既に真言教の大日覚王の秘法は即身成仏の奥蔵なり、 
 
 故に上下一同に是の法に帰し天下悉く大法を仰ぐ海内を静め天下を治むる事偏に真言の力なり、 
 
 <通解>
 問う。権教・邪宗ということの証文はどうか。 
 
 既に真言教の大日如来の秘法は即身成仏の奥深い教えである。
 
 ゆえに身分の上下を問わず一同にこの真言の法に帰依し、天下の人々はことごとく、この大法を仰いでいる。 
 
 <解説>
 前の文で、真言宗が権教・邪法であると断じられたのを受けて、その裏付けとなる文証を明らかにされるところである。
 
 初めに、真言宗側の言い分を想定されて問いとして掲げられる。
 
 つまり「真言宗の教えは大日如来が説いた秘密の法であり、衆生が即身成仏することのできる深い法門であるから、日本国の上から下までの人々が一同に帰依するところとなり、その結果、天下は泰平になっている。これは真言に力のある何よりの証拠であるのに、なぜ、権教邪法と断ずるのか。その文証はあるのか」と問うている。