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2017.5.11

2017年05月12日 (金) 01:39
2017.5.11

◎レントゲン
先月の風邪は良くなったのに、咳だけが残り、この数日酷く、朝昼晩夜中と、止まりませんでしたので、総合病院でレントゲンを撮って貰いましたら、「全く問題ありません、薬を出しておきます」ということで、一安心。

薬を飲んだら少しずつ良くなってきております。

『百歳現役税理士を目指す』と言いながら、健康面が少々弱気になっていました。?

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真言見聞 142ページ
第二章 謗法が堕獄の業因なるを明かす
文永九年七月 五十一歳御作 
与三位房日行

罪に軽重有れば獄に浅深を構えたり、 

殺生・偸盗等乃至一大三千世界の衆生を殺害すれども 等活黒繩等の上七大地獄の因として無間に堕つることは都て無し、 

阿鼻の業因は経論の掟は五逆・七逆・因果撥無・正法誹謗の者なり、 

但し五逆の中に一逆を犯す者は無間に堕つと雖も一中劫を経て罪を尽して浮ぶ、 

一戒をも犯さず道心堅固にして後世を願うと雖も 法華に背きぬれば無間に堕ちて展転無数劫と見えたり、 

然れば則ち謗法は無量の五逆に過ぎたり、

是を以て国家を祈らんに天下将に泰平なるべしや、 

<通解>
罪に軽重があるので地獄にも浅深を設けている。

殺生・偸盗など、そして三千大千世界の衆生を殺害したとしても、等活地獄・黒縄地獄などの上方の七大地獄の因となるが、無間地獄に堕ちることは全くない。

阿鼻地獄の業因は経論の定めによると五逆罪・七逆罪・因果否定・正法誹謗のものである。

ただし五逆罪のなかの一逆を犯す者は、一中劫を経過して罪は消滅し浮かび上がる。

一戒をも犯さず仏道を求める心を固くして後世を願ったとしても、法華経に背いてしまうと無間地獄に堕ちてこの地獄を展転することが無数劫であると経文に説かれている。

だから謗法は無量の五逆罪に過ぎている。

これをもって国家を祈って、天下が泰平になることがあるだろうか。

<解説>
更に続けて、謗法の罪の重さに言及される。

まず、殺生や偸盗などはもとより、たとえ三千大千世界の衆生を殺害するという悪業を犯したとしても、八大地獄のうち、等活・黒縄・衆合・叫喚・大叫喚・焦熱・大焦熱の七大地獄に堕ちるという果報を受けるが、八番目の最も重い無間地獄には堕ちないと説かれ、次に、無間地獄に堕ちる業因が五逆・七逆・因果撥無・正法誹謗を犯すことにあると示された後、更に、同じ無間地獄でも五逆の場合は一中劫を経過すれば罪を償って無間地獄を出ることができるが、正法の法華経に背いた場合は、その者がたとえ一戒も犯さず、求道心も堅く後生善処を願って善根を積んでいたとしても、無数劫という長期間、無間地獄を脱出できないと述べられている。

以上のことから、謗法の罪が五逆罪より重いと結論され、そのような罪深き謗法の邪法・真言宗によって国家の安寧を祈願しても天下の泰平がもたらされる道理がないことを強調され、「真言亡国」の理由とされている。


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