
もう長くはないと思われる地区内の88歳の多宝会のおじいちゃんを夫婦で面会に。
 「杉野さ〜ん杉野さ〜ん」
 寝てありましたけど、目がわずかに動いたような……。
 
 息子夫婦は私の言い出しっぺで再婚同士。
 嫁さんは熊本城の近くで支部婦人部長。
 うちの奥さんと短大からの親友。
 
 今世で最後の声かけかな、……?
 
 
 支部長へSMSーー
 「今夜の会合もやっぱり出れそうにありません。橋本地区部長に委任状!世間の浅き事にはすぐに時間取るんですけど?」
 
 妻へLineーー
 「恵子の夕飯は食べに帰ってくる?」
 
 ーー「俺も上手になったな」
 
 夕飯時、
 妻「どこで覚えたね」
 私「いや自然と」
 「ちびーっと人間革命したね」
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 今日は23時まで仕事しました。
 今年はのり屋さんの申告がいいようです。
 約3分の1が「平均課税」という節税!
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 真言天台勝劣事 137ページ?
 第13章 事理倶密の邪説を破折する 
 文永七年 四十九歳御作 
 
 法華は理秘密・真言は事理倶密なれば勝る
 
 <通解>
 
 法華経は理が秘密であり、真言経は事も理理もともに秘密であるので勝れている 
 
 <解説>
 
 『撰時抄』 
 この台密の立てる邪説の出典とその意味が撰時抄に明確に説かれているので、引用しておきたい。
 
 『顕示教』 
 すなわち「此の疏の肝心の釈に云く『教に二種有り一は顕示教謂く三乗教なり世俗と勝義と未だ円融せざる故に、
 
 『秘密教』
 二は秘密教謂く一乗教なり世俗と勝義と一体にして融する故に、
 
 『理秘密の教』 
 秘密教の中に亦二種有り一には理秘密の教諸の華厳般若維摩法華涅槃等なり但だ世俗と勝義との不二を説いて未だ真言密印の事を説かざる故に、
 
 『事理倶密教』 
 二には事理倶密教謂く大日教金剛頂経蘇悉地経等なり亦世俗と勝義との不二を説き亦真言密印の事を説く故に』等云云、
 
 『同じく一念三千の法門』 
 釈の心は法華経と真言の三部との勝劣を定めさせ給うに真言の三部経と法華とは所詮の理は同じく一念三千の法門なり、
 
 『法華経かけてをはせず』 
 しかれども密印と真言等の事法は法華経かけてをはせず 
 
 『天地雲泥』
 法華経は理秘密・真言の三部経は事理倶密なれば天地雲泥なりとかかれたり」(0280−16)と。
 
 『円融不二』
 ここに「此の疏」とあるのは台密の慈覚の蘇悉地経疏のことである。この疏では、一代聖教には顕示教と秘密教の二種があるとし、そのうち顕示教とは阿含経・深密経などの三乗教で、その特色は世俗諦と勝義諦とが別々で円融一体になっていないところにあるとし、秘密教は一乗教で、その特色は世俗諦と勝義諦とが円融不二と教えるところにあるとしている。
 
 『理秘密』と『事理?密教』 
 更に、その秘密教にまた二種あって、一つが理秘密、すなわち世俗諦と勝義諦との円融不二であることを説くだけで真言・密印等の事相を説かない教えで、これには華厳経・般若経・維摩経・法華経・涅槃経等が入るのに対し、いま一つは事理?密教で、世俗諦と勝義諦とが円融不二であるとする理秘密だけでなく、真言・密印等の事法をも説いてるもので、ここに当たるのが大日・金剛頂・蘇悉地の真言三部経であるとしている。
 
 『釈の心は』 
 これを受けて大聖人は「釈の心は」以下の御文で、その内容を簡潔にまとめられている。
 
 『一念三千の法門』
 法華経と真言三部経とに共通するという「理」を一念三千の法門とされている。「事」を「密印と真言等」とすることはおなじである。