北九州13名、全員当選!!
+2議席で完勝!
歴史的な快挙です。
私も4回も行った甲斐がありました。
大勝利、大変にありがとうございました。
お疲れ様でした。?
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真言天台勝劣事 134ページ
第三章諸師の鎮護国家の三部経を挙げる
文永七年 四十九歳御作
◎所以に法師品に云く 「已に説き今説き当に説かん而も其の中に於て此の法華経は最も為れ難信難解なり」云云、
<通解>
それゆえ、法華経理法師品第十に「すでに説いた経、今説いている経、まさに説こうとしている経があるが、その中でこの法華経は最も難信難解である」とあるのである。
◎又云く「諸経の中に於て最も其の上に在り」云云、
<通解>
また安楽行品第十四に、「諸経の中で最上に位置している」とある。
◎此の文の心は法華は一切経の中に勝れたり此其一、
<通解>
この文の意は、法華経が一切の経に対して勝れているということである。(これが第一の理由である)
<解説>
法師品に云く「已に説き今説き当に説かん而も其の中に於て此の法華経は最も為れ難信難解なり」云云
又云く「諸経の中に於て最も其の上に在り」云云
『「難信難解」であるゆえに世間から広く支持されていない』
両文とも法華経が一切経の中で最も勝れて第一であることを裏づける文証であるが、法華経法師品第10の文は、先の問者の驚きも「理なり」という理由としての意義も含められている。つまり「難信難解」であるゆえに、世間から広く支持されていないのであり、問者もまた驚くのであるということである。
『最も深秘』
同時に「最も為れ難信難解なり」ということは、法華経が最も勝れるということである。最も勝れるとは最も深秘ということであるからである。
『已今当』
ところで、この「已今当」について、天台大師が“已に説き”は、既に説かれた経ということで、華厳経・般若経・方等経などの爾前40余年の間に説かれた諸経をさし、“今説き”が今現在、説いたばかりの開経・無量義経をさし、“当に説かん”はこれから説かれるであろう経で、涅槃経をさすと釈していることは周知のとおりである。
『法華経を已今当と対峙する関係』
法師品の文は「其の中に於て此の法華経」とあるのであるから、法華経も「已今当」の中に含まれると考え、「今説」に配するのが自然であろうが、超出の義を強調する意味から、法華経を已今当と対峙する関係で位置づけられたと考えられる。
『天台大師の解釈』
大聖人も報恩抄で「法華経の文には已説・今説・当説と申して此の法華経は前と並との経経に勝れたるのみならず 後に説かん経経にも勝るべしと仏定め給う」(0300−07)と仰せられているように、この天台大師の解釈を踏まえられている。
『諸仏如来の秘密の蔵』
次の法華経安楽行品第14の「文殊師利、此の法華経は、諸仏如来の秘密の蔵なり。諸経の中に於いて、最も其の上に在り」という文は、まさに法華経第一を端的に述べている。