「わー所長さん…よか男になってえ♪」
「今年も浮気もせず…よーいらしていただきましたねえ♪」
(*^▽^)/★*☆♪
毎年柳川から来られる海苔屋さんとの会話です。いつも4人勢揃いで来られます。もう今年で26年目になります。
今年5月10日で独立開業満25周年を迎えます。最初からのお客さんも沢山いらっしゃいます。浮気もせず、遠くから来られると本当にありがたいです。
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真言七重劣事 p.133
第七章日本天台宗・叡山の三塔を示す
文永七年 四十九歳御作 与富木常忍
『代代の帝王』
◎又代代の帝王起請(きしょう)を書いて山の弟子とならんと定め給ふ故に 法華経を以て法の一の座と為し 延暦寺の僧を以て一の座と為す可し、
<通解>
また代々の帝王は起請文を書いて延暦寺の弟子となろうと定められているのであるから、法華経を法の第一の座とし、延暦寺の僧を僧の第一の座とすべきである。
『菩薩を以て』
◎何ぞ仏を本尊とせず菩薩を以て諸仏の一の座と為すや、
<通解>
どうして、仏を本尊としないで、菩薩を諸仏の一の座とするのか。
『慈覚の御時・叡山は真言になる』
◎答う尤も然る可しと雖も慈覚の御時・叡山は真言になる、東寺は弘法の真言を建立す故に共に真言師なり、
<通解>
答える。当然そうあるべきであるけれども、慈覚のときに、比叡山は真言宗となり、東寺は弘法の真言宗を立てている。ゆえにともに真言師なのである。と説くのである。
『真言には菩薩をば仏にまされり』
◎共に真言師なるが故に東寺を本として真言を崇む真言を崇むる故に観音を以て本尊とす真言には菩薩をば仏にまされりと談ずるなり、
<通解>
ともに真言師であるがゆえに東寺を根本として真言を崇め、真言を崇めるゆえに観音菩薩を本尊とするのである。真言では菩薩は仏よりも勝っていると説くのである。
『毎年正月八日』
◎故に内裏(だいり)に毎年正月八日の内道場(ないどうじょう)の法行わる東寺の一の長者を召して行わる 若し一の長者暇(ひま)有らざれば二の長者行うべし三までは及ぼす可からず云云、
<通解>
ゆえに内裏で毎年正月八日から内道場の修法は、東寺の一の長者を召して行われるのである。もし第一の長者の暇がないときは、第二の長者が行うことになっており、第三までは及んではならないという。
『仏には観音』
◎故に仏には観音・法には真言・僧には東寺法師なり、
<通解>
ゆえに仏は観音菩薩、法には真言、僧には東寺の法師としているのである。
『日本国は亡国とならんとするなり』
◎比叡山をば鬼門の方とて之を下す譬えば武士の如しと云うて崇めざるなり故に日本国は亡国とならんとするなり。
<通解>
比叡山を鬼門の方角にあるといって下し、譬えば武士のようなものであるといって崇めない。ゆえに日本国は亡国となろうとしているのである。
『神の次第』
◎問う神の次第如何、
<通解>
問う。神の序列はどうなっているのか、
『天照太神と八幡大菩薩』
◎答う天照太神を一の座と為し八幡大菩薩を第二の座と為す是より已下の神は三千二百三十二社なり
<通解>
答える。天照太神を第一の座とし、八幡大菩薩を第二の座とするのである。これ以下の神は三千二百三十二社である。
<解説>
『ともに真言師』
それに対する答えは次のとおりである。
まさにそのとおりであるが、慈覚の時に比叡山は真言となり、東寺はもともと弘法の真言を立ててきたから、比叡山延暦寺の僧も当時の僧もともに真言師なのでる。
『観音を本尊』
そこで、延暦寺の徒は東寺を根本として崇めるようになり、また真言では仏より菩薩が勝れているとして、観音を本尊としたのである。
『東寺の長者』
また、毎月1月8日から内道場の法に際しては東寺の長者がこれを行うことになっている。
『仏宝:観音、法宝:真言、僧宝:法師』
ゆえに、仏宝には観音、法宝には真言、僧宝には当時の法師を立てているのである。と。
『王城の鬼門』
そればかりでなく比叡山延暦寺が王城の鬼門に建てられていることは往生を守護するためで、これは武士のようなものであるから、武士は本来、崇められるべきものでないのと同じように、比叡山を崇める必要はないとしているのである。
『日本国は亡国となろうとしている』
以上のように、日本の国がなぜ真言に毒され三宝を立てるようになったかを明らかにしたうえで、ゆえに日本国は亡国となろうとしているのである、と指摘されている。
『天照太神を第一、八幡大菩薩を第二』
次に諸天善神の次第について触れられ、天照太神を第一に、八幡大菩薩を第二に据えるべきであり、それ以下の神々は3232社あるとされている。
『中途に切れてしまっている』
なお、本抄はもともと覚え書きと思われるが、それにしてもいかに中途に切れてしまっている観があり、恐らくはもっとこのあとがあって、欠失したものと推測しておく。
※東寺(とうじ)は、京都市南区九条町にある仏教寺院。真言宗の根本道場であり、東寺真言宗の総本山でもある。「教王護国寺」(きょうおうごこくじ)とも呼ばれる(名称については「寺号」の節を参照)。山号は八幡山。本尊は薬師如来。寺紋は雲形紋(東寺雲)。
東寺は平安京鎮護のための官寺として建立が始められた後、嵯峨天皇より空海(弘法大師)に下賜され、真言密教の根本道場として栄えた。中世以降の東寺は弘法大師に対する信仰の高まりとともに「お大師様の寺」として庶民の信仰を集めるようになり、21世紀の今日も京都の代表的な名所として存続している。昭和9年(1934年)に国の史跡に指定、平成6年(1994年)12月には「古都京都の文化財」として世界遺産に登録された。