第125回福岡ABCイブニングセミナー
「中国への販路拡大と貿易を円滑にする新しい決済について」
2017.01.19(木) 17:30〜19:00 (セミナー)
中国からの貿易代金の決済が、これまでは元をドルに両替して送金されていましたが、これからは元のままで送金される流れのようです。「元の国際化」とはそういうことのようです。そうしないと日本の大企業でさえも、取りっぱぐれがひどいそうです。
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真言七重劣事 p.132
第五章天台宗への帰伏の様相を示す
文永七年 四十九歳御作 与富木常忍
二に心移りて身移らず
┌真言の善無畏・不空
─┼華厳の法蔵
└法相の滋恩(じおん)
<通解>
二に心は移って身は移らない
┌真言の善無畏・不空
─┼華厳の法蔵
└法相の滋恩
<解説>
『両界の中央の本尊に法華経を置き』
同じく三三蔵の一人・不空については、天台大師を讃嘆することが撰時抄に記されている。また曾谷入道殿許御書に「不空三蔵の還つて天竺に渡つて真言を捨てて漢土に来臨し天台の戒壇を建立して両界の中央の本尊に法華経を置きし是なり」(1028−03)と仰せのように、不空は大暦2年(0767)に上表し、五台山のうち呉摩子寺を大暦法華之寺と改名、両部の大日を脇士に、中央に法・華経を置き、国のために法華経を転じたことは、既に不空の鎮護国家の三部をみたところである。護国のために法華経を安置したことを「天台の戒壇を建立して」と述べられている。
『天台大師を賛嘆』
華厳の法蔵については、撰時抄に「華厳宗の法蔵大師天台を讃して云く『思禅師智者等の如き神異に感通して迹登位に参わる霊山の聴法憶い今に在り』等云云」(0270−08)とあるとおり、天台大師を賛嘆していることが挙げられよう。
『心は天台に帰伏』
また慈恩については、開目抄に「法相の慈恩は法苑林・七巻・十二巻に一乗方便・三乗真実等の妄言多し、しかれども玄賛の第四には 故亦両存等と我が宗を不定になせり、言は両方なれども心は天台に帰伏せり」(0216−12)と、慈恩が一乗方便・三乗真実等を主張したものの、一方では一乗の法と三乗の法とが両存するとしていると述べられている。これについて大聖人は、言葉は「両存」であっても、心は帰伏であると仰せられている。なお「玄賛の第四」とあるが、正しくは、慈恩の弟子・栖復の著・法華経玄賛要集巻四をさとすとされている。
善無畏(ぜんむい)
Śubhakarasi?ha(シュバカラシンハ)、637年 - 735年)はインド・摩伽陀国(マカダこく)の国王、訳経僧である。輸波迦羅(ゆばから)とも記される。弟子に金剛智、不空、一行、恵果等がいる。真言宗では三蔵法師の一人である事から「善無畏三蔵」と尊称し、真言八祖の「伝持の八祖」では第五祖とする。
不空(ふくう):
不空金剛は、唐の高僧、訳経僧。金剛智・善無畏によってもたらされた密教を唐に定着させた。真言宗では三蔵法師の一人である事から「不空三蔵」と尊称し、真言八祖の「付法の八祖」では第六祖、「伝持の八祖」では第四祖とする。また「不空」とも略称される。四大訳経家の1人。
生年月日: 西暦705年
生まれ: ウズベキスタン サマルカンド
死没: 西暦774年, 中華人民共和国 洛陽市
法蔵:
中国唐の時代における華厳宗の僧。出身は長安。俗姓は康氏。華厳宗第三祖。賢首大師、香象大師などの呼び名がある。 智儼に華厳経を学び、670年勅命を受けて出家した。則天武后の庇護を受けて華厳教学を宣揚し、華厳教学の実質的な大成者となった。
生年月日: 西暦643年
生まれ: 長安
死没: 西暦712年, 長安
著書: 華厳五教章原人論