九州以外の方には大変申し訳ありませんが、今日の九州地方は寒くはありましたが、朝から空と雲が澄みきり爽やかに気持ち良く、光り輝く一日でした。朝起きたら、我が家の窓の外もいつになく輝きわたり、思わず写真を撮りました。
本部幹部会同時中継は本当に感動しました。久本雅美の司会、元暴走族150人のリーダーの体験、凱旋行進曲「アイーダ」も会合中に手元のスマホでダウンロード!先生のスピーチ「拡大しよう!」に決意も新た!
明日は北九州4軒(八幡西区→八幡東区→小倉北区→若松区)、奥さんと回って来ます。
今回は北九州市の税理士約440名全員に年賀状で種まき、明日で3回目、13〜16件目の訪問になります。夕方一端帰り、明後日が朝早いので、夜は博多カプセルサウナに泊まることにしました。
(福岡国税局 電話相談員 事前研修会!)
朝日新聞「1974年6月の曲」の中に渡哲也の「くちなしの話」ーーそのテレサ・テンバージョンを私、今でもスマホに入れて毎日聴いています。自分でも相当に古いとは思いますが……?
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真言七重劣事 p.129
「第三章諸師の鎮護国家三部経を挙げる」
文永七年 四十九歳御作 与富木常忍
法 華 経 ┐
金光明 経 ┼伝教大師 人王五十代桓武
仁 王 経 ┘ 天皇の御宇、
比叡山延暦寺止
観院に之を置く、
年分得度者一人
は遮那業一人は
止観業なり。
<通解>
法 華 経 ┐
金光明 経 ┼伝教大師 人王五十代桓武
仁 王 経 ┘ 天皇の御代の人
である。比叡山
延暦寺の止観院
にこれを安置す
る。延暦寺の年
分得度者一人は
遮那業を修し、
一人は止観業で
ある。
<解説>
『伝教大師の立てた護国三部経』
伝教大師の立てた護国三部経は、法華経・仁王経・金光明経である。仁王経が護国の在り方について説いた経典であることについては既に述べたが、金光明経には、この経を護持する者を、護世の四天王をはじめとする諸天善神が守護することが説かれており、同じく鎮護国家の経として重んじられた。
『遮那業と止観業』
なお、この項目のなかで「年分得度者一人は遮那業一人は止観業なり」と注記されている。これは天台宗において、学僧の中から二人を選出し、止観業・遮那業の二つを履修させたのである。遮那業とは大毘盧遮那経業を修すること、すなわち大日経によって天台密教を修行することでり、止観業は天台大師の摩訶止観を修行することである。
『我が心には法華は真言にすぐれたり』
このように伝教大師が真言密教を用いた意については、撰時抄に次のように述べられている。
「伝教大師は日本国にして十五年が間・天台真言等を自見せさせ給う生知の妙悟にて師なくしてさとらせ給いしかども、世間の不審をはらさんがために漢土に亘りて天台真言の二宗を伝へ給いし時漢土の人人はやうやうの義ありしかども我が心には法華は真言にすぐれたりとをぼしめししゆへに真言宗の宗の名字をば削らせ給いて天台宗の止観・真言等かかせ給う」(0280−06)
『天台宗の立場から真言』
すなわち、真言宗の名目を立てないで天台宗の止観、真言とし天台宗の立場から真言を修せしめたこと自体、法華経が真言に勝れていると考えていたことを示していると仰せである。
『護国の衆経』
さてこの遮那業、止観業に触れられているのは、止観業の者がこの三部経等を読み、修するべきことを規定されているからである。伝教大師は、山学学生式に次のように述べている。
「凡そ止観業の者は年年毎日、法華・金光・仁王・守護・諸大乗等、護国の衆経を長転長講せしめん」と。