題目弥陀名号勝劣事113ページ
※少々長いですが……。
『口より化仏』
疑つて云く善導和尚は三昧(さんまい)発得の人師・本地阿弥陀仏の化身・口より化仏を出せり、
『頭より光』
法然上人は本地大勢至菩薩の化身既に日本国に生れては念仏を弘めて頭より光を現ぜり争か此等を僻人と申さんや、
『法華経並に一切経を』
又善導和尚・法然上人は汝が見る程の法華経並に一切経をば見給はざらんや定めて其の故是あらんか、
『世間の人人・定めて道理と』
答えて云く汝が難ずる処をば世間の人人・定めて道理と思はんか、
『たぼらかされて年久く』
是偏に法華経並に天台・妙楽等の実経・実義を述べ給へる文義を捨て善導・法然等の謗法の者にたぼらかされて年久くなりぬるが故に思はする処なり、
『外道天魔を信ず』
先ず通力(つうりき)ある者を信ぜば外道天魔を信ずべきか或る外道は大海を吸干(すいほ)し或る外道は恒河(ごうが)を十二年まで耳に湛えたり第六天の魔王は三十二相を具足して仏身を現ず、
『魔と仏とを弁へず』
阿難尊者・猶魔と仏とを弁へず善導・法然が通力いみじしというとも天魔外道には勝れず、
『通を本とすべからず』
其の上仏の最後の禁(いま)しめに通を本とすべからずと見えたり、
『謗法の人のためには』
次に善導・法然は一切経・並に法華経をばおのれよりも見たりなんどの疑ひ是れ又謗法の人のためにはさもと思ひぬべし、
『賢き……はかなき』
然りといへども如来の滅後には先の人は多分賢きに似て後の人は大旨ははかなきに似たれども又先の世の人の世に賢き名を取りてはかなきも是あり、
『くつがへされたる例』
外典にも三皇・五帝・老子・孔子の五経等を学びて賢き名を取れる人も後の人にくつがへされたる例(ためし)是れ多きか、
内典にも又かくの如し、
『明匠国に充満せしかども』
仏法漢土に渡りて五百年の間は明匠国に充満せしかども光宅の法雲・道場の慧観等には過ぎざりき、
めいしょう【明匠】
?学問・技芸にすぐれた人。その道の大家。みょうしょう。
?名高い僧。高僧。また、僧。
『初には用ひず後には信用を加えし』
此等の人人は名を天下に流し智水を国中にそそぎしかども・天台智者大師と申せし末の人・彼の義どもの僻事なる由を立て申せしかば初には用ひず後には信用を加えし時始めて五百余年の間の人師の義どもは僻事(ひがごと)と見えしなり、
『伝教大師と申す人に破られて』
日本国にも仏法渡りて二百余年の間は異義まちまちにして何れを正義とも知らざりし程に伝教大師と申す人に破られて前二百年の間の私義(しぎ)は破られしなり、
『終に破れて止みにき』
其の時の人人も当時の人の申す様に争(いかで)か前前の人は一切経並に法華経をば見ざるべき定めて様こそあるらめなんど申しあひたりしかども叶はず経文に違ひたりし義どもなれば終に破れて止(や)みにき、
『相違をせむる時』
当時も又かくの如し此の五十余年が間は善導の千中無一・法然が捨閉閣抛の四字等は権者の釈なれば・ゆへこそあらんと思いてひら信じに信じたりし程に日蓮が法華経の或は悪世末法時或は於後末世或は令法久住(りょうほうくじゅう)等の文を引きむかへて相違をせむる時我が師の私義破れて疑いあへるなり、
『還つて法華経』
詮(せん)ずるところ後五百歳の経文の誠なるべきかの故に念仏者の念仏をもて法華経を失ひつるが還つて法華経の弘まらせ給うべきかと覚ゆ、
『懺悔をなさざれば』
但し御用心の御為に申す世間の悪人は魚鳥鹿等を殺して世路を渡る、此等は罪なれども仏法を失ふ縁とはならず懺悔(さんげ)をなさざれば三悪道にいたる、
『売買をなして善根』
又魚鳥鹿等を殺して売買をなして善根を修する事もあり、
『悪と…善と』
此等は世間には悪と思はれて遠く善となる事もあり、
『思はざる外に』
仏教をもつて仏教を失ふこそ失ふ人も失ふとも思はず只善を修すると打ち思うて又そばの人も善と打ち思うてある程に思はざる外に悪道に堕つる事の出来候なり、
『日蓮に責め落されて』
当世には念仏者なんどの日蓮に責め落されて我が身は謗法の者なりけりと思う者も是あり、
『聖道の人人の御中にこそ』
聖道の人人の御中にこそ実の謗法の人人は侍(はべ)れ彼の人人の仰せらるる事は法華経を毀る念仏者も不思議なり念仏者を毀(そし)る日蓮も奇怪なり、
「聖道の中にあまたをはします』
念仏と法華とは一体の物なり、されば法華経を読むこそ念仏を申すよ念仏申すこそ法華経を読むにては侍れと思う事に候なりとかくの如く仰せらるる人人・聖道の中にあまたをはしますと聞ゆ、
『おこがましげに』
随つて檀那も此の義を存じて日蓮並に念仏者をおこがましげに思へるなり先日蓮が是れ程の事をしらぬと思へるははかなし。
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国宝・松江城を見学して帰って来ました。
一度も改築等をしていない、昔のままのお城が「国宝」で、全国で5つだけとの事。黒々としたお城は威厳があります。大阪城も元々は黒々としたお城だったとのことでした。
2泊3日の山陰夫婦旅で鋭気を養って来ました。
また明日から頑張ります。
新幹線で帰って来る最中に奥さんのメールに「地区内で脱講1」!?