人の事より自分の事心配したら!
題目弥陀名号勝劣事111ページ
『下劣の乗を翫び枝葉に攀付し…』
止観の五に云く「設い世を厭う者も下劣の乗を翫(もてあそ)び枝葉に攀付(はんぶ)し狗(いぬ)作務(さむ)に狎(な)れ獼猴(みこう)を敬いて帝釈(たいしゃく)と為し瓦礫(がりゃく)を崇めて是明珠なりとす此の黒闇の人豈(あに)道を論ず可けんや」等云云、
『下劣の乗を翫び枝葉に攀付し…』
.……今の民進党みたい……
妻「人の事より自分の事心配したら!」
『闇き悪道に行くべき者』
文の心は設ひ世をいとひて出家遁世して山林に身をかくし名利名聞をたちて一向後世を祈る人人も法華経の大乗をば修行せずして権教下劣の乗につきたる名号等を唱うるを瓦礫を明珠なんどと思いたる僻人に譬へ闇き悪道に行くべき者と書れて侍(はべ)るなり、
『法を聞いて謗を生じ地獄に堕する』
弘決の一には妙楽大師・善住天子経をからせ給いて法華経の心を顕はして云く「法を聞いて謗を生じ地獄に堕するは恒沙の仏を供養する者に勝る」等云云、
『終に生死をはなるべからず』
法華経の名を聞いてそしる罪は阿弥陀仏・釈迦仏・薬師仏等の恒河沙の仏を供養し名号を唱うるにも過ぎたりされば当世の念仏者の念仏を六万遍・乃至十万遍申すなんど云へども彼にては終に生死をはなるべからず、
『今生に信をなしたらば』
法華経を聞くをば千中無一・雑行・未有一人得者なんど名けて或は抛(なげうて)よ或は門を閉じよなんど申す謗法こそ設ひ無間大城に堕るとも後に必生死は離れ侍らんずれ、同くは今生に信をなしたらばいかによく候なん。
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今日は業務報告になりますがーー
「税理士法に則った実態確認」
O税務署総務課 T総務課長
2016年11月24日(木)10:00-16:00
私「税務調査ですか」
担当者「いえ、税理士法に則って適正な運営をされてあるかどうかの実態確認です」
私「最近税理士の不祥事も多発しているから、私が一番に選ばれたんでしょうね」
担当者「いえいえ、先生は会計法人も持ってありまして、ましてや上海にも会社を持ってありまして、クライアント数も平均よりも相当に多ございますので、順番として来させて頂きました」
私「あなた上手ですね」
☆結果報告!
指摘事項7点+私からの逆宿題1点
税理士事務所:個人
会計法人:法人
☆最初に私の方から質問
「税理士事務所の顧客名簿、あれはどうして税務署に提出しなげればならないのでしょうか。根拠法は税理士法ですか?またその使い途は?大変うがった見方で失礼ですが、OBの顧客開拓の参考に使われているのでは」
担当者「税務調査と電子申告等に使われています。これは署に帰って宿題とさせて頂きます。来月の例会の時にでもお話しします」
☆指摘事項7点
(1)個人の就業規則がない
就業規則、源泉、社会保険、労働保険、ほとんど法人。
(私)あ、そうですね。
(2)費用案分
実態に則していないのでは
収入は個人と法人60:40なのに、経費は固定案分で35:65。最後に法人の赤字分を人件費で個人に振り替えている115万円は利益操作の懸念があるのでは。
(意見)以前は個人40:法人60でしていたけど法人が赤字になり、月次が減ってきて案分割合を35:65にし、それでも赤字になるので、最後はいつも人件費で調整。通常だったら利益操作と言われても仕方ないだろうけど、うちの場合は個人法人一体で運営していますので、法人だけ赤字というのが実態に即した決算とは言えない。人件費は毎年、法人よりも個人の方が皆のウエイトが高いということになると思いますので、法人をギリギリ納税後黒字になるように調整しています。
(担当者)そうでしょうね。先生の場合もあくまでも税理士のウエイトが高いということであって、税理士事務所が主、会計法人は従、言わば“付け足し”であって、クライアントも先生の税理士としてのウエイトの高さに報酬を払ってあるのでしょうから、人件費も個人事務所にウエイトが多くなるでしょうね。
(私)あなた持ち上げるのがやっぱり上手!
(笑)
(3)セキュリテイ
内部の管理規定がない
ーーとりわけ守秘義務の誓約書
(反論)内部の管理規定よりも、「所長の管理規定」の方が先ですけどね!(笑)
(4)業務処理簿
ーー日々の業務のその時々の処理簿になっていない。クライアントと何か問題が起きたときに自分を守るためものですから。
(5)チェックリスト
ーー担当者によってバラバラ
(6)新聞広告
ーー確定申告の広告に法人名も連記されていて、税理士法上、誤解を与える内容になっている。
(私)確かにそうですね。実際、確定申告の広告には法人名は要らないんですから、それはいいご指摘ですね。検討します。
(7)上海法人
ーー帰属する収入が無いなら無いことを示す関係書類、定款、登記簿謄本、決算書、取り決め……等、何も無い。
(私)はい、まだ何にもありません。
※これだけで最後は1時間要しました。
☆その他
(1)税理士証票の提示
担当者「税務調査の時、先生は税理士証票は提示されてあります?」
私「いいえ、今まで一度もない」
担当者「本当は法律では、税務署の調査員は'“求められたら”提示しなければならない、が、税理士は“必ず”提示しなければならない、となっているんですよ」
私「え、知らなかった」
担当者「来月の例会の時にも皆さんにお話します」
(2)税理士証票の交換
担当者「税理士証票の古い方の分は、昨年の税理士法の改正で、10年で交換差し換えすることになっているんですけど、ご存じでした?」
私「えー全然知りませんでした」
担当者「そのようですね。ではこれも来月の例会の時に皆さんに話します」
(3)電子申告
担当者「先生からの電子申告割合は73.6%で高い方なのですが、法定調書が全く出されていませんので、今度の年末調整では是非よろしくお願いします」
(4)研修会
担当者「研修会の年間36時間以上の努力義務はどうですか?」
私「私は昨年72時間しています」
担当者「素晴らしですね」
私「いや皆さばけて私暇だからですよ」
担当者「暇があってもその気がなければ72時間も受けませんよ」
私「それは確かに」
(5)署名押印
署名押印の印鑑を見せて下さい。
(6)事務所のレイアウト
事務所のレイアウトを手書きで書かれてあった。
(7)税務代理権限証書
法人は全部出しているけど、個人は求められたところ数件だけ。
(8)書面添付
実際に税務調査受けて大したことなかったとなった方が信頼が高まるので、一切出していない。
※感想
基本的な事の確認が出来てかえってありがたく思いました。個人と法人との関係や、クライアントとの顧問契約書なども今後は必要になってくるでしょうからね。上海の事も見直す材料にもなりました。
担当者「そう言って頂ければ私の方も何よりです」
もともと東京国税局の国際部だったとのことで、最後は話が盛り上がりました。
以上ご報告します!?
明日から2泊3日鳥取へ夫婦旅行します!?