◎ハマーショルド事務総長の信念
(1)難民と国際移住者の人権擁護
(2)核兵器の禁止と廃絶
(3)持続可能な地球社会の建設
◎難民や避難民が5120万人に
ハンナ・アーレント
「自分が生ま落ちた共同体への帰属がもはや自明ではなく絶縁がもはや選択の問題ではなくなったとき」、その人々は「市民権において保証される自由とか法の前の平等とかよりも遥かに根本的なものが危うくされているのである」
◎牧口会長が提起した三つの自覚
(1)地域に根差した「郷民(郷土民)」
(2)国家の中で社会生活を営む「国民」
(3)世界との結びつきを意識して生きる「世界民(世界市民)」
◎生きづらさと疎外感の高まり
正規雇用の機会をはじめ、教育や医療を受ける権利が著しく制限されたり、日常生活で不当な扱いを受けても問題視されないために、移住労働者と家族が生きづらさと疎外感にさいなまれる状況が広がっているのです。
◎被災地・仙台での国連防災世界会議
東北青年部の主催で「防災・復興における青年力」をめぐるシンポジウムを行うほか、宗教団体の復興支援のあり方に関する「信仰を基盤とした組織の役割」の討議にも参加する予定です。
◎より人間的な顔を世界に与える
ナイジェリアの作家・ウオレ・ショインカ氏
「ほかの人の身になって想像力を働かせることが正義の基本」
◎155カ国・地域が賛同した共同声明
国連加盟国の約8割にあたる国が、いかなる状況下でも核兵器が使用されないことを求める、共通の意思を示したのです。
◎3回の国際会議で検証された内容
(1)いかなる国も国際機関も、核爆発によって引き起こされた直接的被害に適切に対処し、被害者を救援するのは困難であること。
(2)核爆発の影響は国境内に押しとどめることは不可能で、深刻で長期的な被害をもたらし、人類の生存さえ脅かしかねないこと。
(3)間接的な影響で社会開発が阻害され、環境も悪化するために、貧しく弱い立場に置かれた人々が最も深刻な被害を受けること。
◎ロートブラット博士の高い評価
「核兵器への対応には二通りあります。一つは法律的なアプローチで、もう一つは道義的なアプローチです。後者が、宗教者として戸田氏がなされたことであると思っています」
◎高度な技術でも復元できぬもの
しかし、その土台にある核抑止政策が究極的にもたらすのは、「敵側に属する民衆の殲滅」と「核攻撃の応酬に伴う自国民への甚大な被害」です。
◎核開発と近代化がもたらす歪み
包括的核実験禁止条約(CTBT)が96年に採択されて以来、核爆発を伴う実験はゼロではないものの、ほぼ行われなくなりました。しかしこの状態は、183カ国が署名しながらも、CTBTが発効をみていない中、辛うじて保たれているにすぎません。
◎軍事的な緊張を周囲に巻き込む
つまり、第2条第4項で「武力による威嚇または武力の行使」が原則的に違法とされているものの、甚大な被害をもたらす核兵器の対峙が続くために、武力攻撃を受けた場合のみの例外であって安全保障理事会が必要な措置をとるまでの期限付きとされる、第51条の「個別的または集団的自衛権」に基づく備えを、常に必須のものとする状況ーーいわば、原則と例外の逆転現象を招いてきたのではないかという点です。
◎オーストリアが表明した“誓い”
受け入れがたい非人道的な影響と危険性を踏まえ、「核兵器のない世界」を実現するために、他の国や国際機関、市民社会などと協力して道を切り開くことへの誓いです。
◎膠着状態をやぶる実りある討議を
そこで、次の二つの具体的な提案を行いたい。
一つめは、NPTに基づいて核軍縮に基づいて核軍縮に関する制度づくりを進めることです。
◎被爆国の日本が果たすべき役割
2つめの提案は、「核兵器禁止条約」の締結に関するものです。
◎人材育成に努め成功事例を発信
そこで私は、日本と中国と韓国が協力して「モデル地域」づくりに取り組み、人材育成をはじめ、成功事例の発信などに力を入れることを提案したい。
◎共通のプラスを一緒に生み出す
ジャン・モネ
「我々は共同作品を作るためにここにいるのだ。プラスを得るために交渉するのでなく、共通のプラスが我々のプラスなのだ」
一つめの提案は、青年交流の拡大です。
◎自治体同士での姉妹交流を倍増
二つめは、国連の新目標の達成期限となる2030年に向けて、「日中韓における自治体の姉妹交流の倍増」を目指すことです。
◎国籍は「世界」
SGIの基本精神
「平和創出のために、政治や経済の絆より強いものは、生命の尊厳に目覚めた民衆と民衆の心と心の連帯である」
「永続的な平和は、人類のすべてが幸福を享受し得て、初めて実現する。したがって、われわれは、人類の幸せと、その未来の存続に『なにをもって貢献できるか』という慈悲の理念を、今後の新しい思想の因子としていくことをめざしていく」
※行きつけの焼き鳥屋で焼酎飲みながら