持株比率49%である第2順位に属する役員が、51%比率の第1順位の社長を、解任すると、言ってきました。
株式も額面で買い取るそうです。
「その場合は親族関係でなくても、贈与になりますよね」
税理士会の相談室
「そうですね。低額譲渡になりますね」
これまでも、その方の鶴の一声で、全てが決まってきた会社です。
でも、ちょっと考えても、どうしてもおかしい。法の下の正義に反します。そもそも法律は弱い立場の人のために作られています。
一税理士として看過することはできません。
最近一番大きな関与先を断ったばかりで、また一件失うことになるかも、との不安が頭をよぎりますが、私も腹をくくりました。
会社を私物化する輩とは戦います。
「社長は何も心配することはありませんよ」
「今日、弁護士さんに相談してきました」
「今から自宅に来ましょうか?」