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2020.11.12-2
2020年11月11日 （水） 12:46
◎『トルコ行進曲』はモーツァルトとベートーベンがある！
〈民音ミュージック・ジャーニー 地球を巡る音楽の旅〉
?トルコ共和国
人口1500万人を超える国内最大の都市イスタンブールは、アジアとヨーロッパの接する位置にある。ここは、かつてのオスマン帝国の中心地であったため、15世紀中頃から帝国の君主が居住したトプカプ宮殿をはじめ、歴史と文明の変遷を物語る建造物が数多く残る。こうしたことから、この地域は、1985年に「イスタンブール歴史地域」として世界文化遺産に登録された。
国内には、他にも世界遺産が存在する。噴火によって堆積した火山灰や岩が、長い歳月をかけ浸食されて生まれた奇岩群があるカッパドキアもその一つ。気球に乗って上空から眺めるツアーが人気で、観光客でにぎわってきた。
また、盛んな文化交流によって、多彩な音楽が育まれてきた。かつての軍楽隊は、絢爛豪華な衣装を身にまとい、太鼓などをたたき、勇壮な調べを奏でた。こうした音楽様式の影響は、モーツァルトの「トルコ行進曲」などにも見られ、現在のマーチングバンドの原型ともなっている。
モーツァルト: トルコ行進曲(管弦楽編) -
Rondo alla turca
ウィーン・モーツァルト管弦楽団/
コンラート・ライトナー(指揮)
3:03 | 8.1 MB 2017/04/19 配信
AAC 128/320kbps
シングル
