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「この国の可能性を信じ、中間層を再構築する。米国の傷を癒やすときがきた」
実行は上下両院の協力体制にかかってくるが「バイデノミクス」の歳出増は国内総生産(GDP)の5%前後に相当し、2022年の経済成長率を3%近く押し上げる可能性がある。これだけの歳出増を計画するのは、戦時を除けば大恐慌時の1930年代の「ニューディール政策」以来だ。
オバマ政権で米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長を務めたジェイソン・ファーマン氏は「米連邦準備理事会(FRB)のゼロ金利政策で政府債務の負担は小さい。今こそ財政出動で長期的な課題に取り組むべき時だ」と話す。