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2020.11.09-2

2020年11月08日 (日) 16:22
2020.11.09

???

世界はウイルスでできている
(4)日本人起源を伝える使者
縄文人に「感染」骨から発見
日本経済新聞 朝刊 サイエンス(26ページ)
2020/11/8 2:00

 ワタシは縄文人。名前は……。みんなは「船泊23号女性」と呼ぶの。北海道・礼文島の船泊遺跡から出土した約3800年前のワタシの骨をそう言っているみたい。だけど23号女性なんて失礼じゃない? ワタシのことを誰もわかっていない――。

 確かに日本人と関わりがありながら、縄文人の実像は謎に包まれている。アフリカで生まれた人類は世界に広がり、日本列島へは約4万年前ごろにやってきたらしい。縄文人は約1万6000〜3000年前に日本列島で暮らした人々だ。狩猟や採集中心の生活を営んでいた。縄文時代の終わりごろに大陸から弥生人系の人々が渡ってくると縄文人との間に子どもを授かり、その子孫が今の日本人につながったとされる。

【キーワード】縄文人
日本人にゲノム引き継ぐ
日本経済新聞 朝刊 サイエンス(26ページ)
2020/11/8 2:00
 縄文人は約1万6000〜3000年前に日本列島で暮らしていた人々を指す。ゲノム(全遺伝情報)の解読からは、縄文人の祖先が大陸の集団とわかれたのは、3万8000〜1万8000年前とみられている。

 日本列島では、狩猟や採集をしながら暮らしていた。3000年前以降は弥生人系の人々が大陸から渡来し、縄文人と弥生人以降の人々のゲノムが交わっていった。現在の日本で、本州の人は縄文人のゲノムを約10%受け継ぐ。北海道のアイヌの人たちや沖縄の人はもっと多い。


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