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2020.10.18-4

2020年10月17日 (土) 08:15
2020.10.18

???

学術会議問題、ここにきて批判する野党のお粗末っぷりが明らかに…!
案の定、レベルの低さが露呈した…長谷川 幸洋

 学問の自由を脅かしていたのは学術会議自身だったことが、バレてしまったからだろう。北海道大学の奈良林直名誉教授が国家基本問題研究所に寄稿し、同大のM教授の研究について学術会議が圧力をかけ、研究を辞退させていたことが明らかになったのである(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/76267)。

 奈良林氏は当初「学術会議幹部は北大総長室に押しかけ、ついに2018年に研究を辞退させた」と書き、私も先週のコラムでそのまま紹介したが、その後、同氏は「幹部が総長室に押しかけた」部分を削除し「学術会議からの事実上の圧力で、北大はついに2018年に研究を辞退した」と訂正した(https://jinf.jp/weekly/archives/32608)。

??権威で凝り固まった学術会議

 いずれにせよ、まさに「学問の自由」に直結する問題であり、事は重大だ。学術会議は何をしていたのか。政府・自民党は、ぜひ「北大事件」の真相を国会で徹底的に検証してほしい。いまだに「学問の自由に対する侵害」などと叫んでいる野党や左翼学者たちは、その線で追及を続けると、自分たちがドツボにはまってしまうことに気が付いていないようだ。

 蓮舫氏が決定プロセスについて「再検証が最優先」と言っているのは、そんな落とし穴に気づいて、軌道修正を図っているのかもしれない。そうだとしたら、野党はいずれ、問題をうやむやにして終わらせるのではないか。

??野党もマスコミも情けない…

 情けないのは、左派マスコミだ。彼らは日頃、口を開けば「政府の監視が自分たちの役割」などと言いながら、この問題では野党や左翼学者の言い分ばかりを報じて、問題の真相に迫ろうとしない。私は左派マスコミをあまり見ないので知らないが、北大事件を報じた左派マスコミはあったのか。

 左翼学者たちは「日本学術会議を手に入れた」と思い込んだ。そこは、カネと名誉が思いのままになる「左翼の楽園」だった。調子に乗って、他の学者の研究にも文句をつけたら、見事に成功してしまった。そこに菅政権が任命拒否を仕掛けると、蜂の巣を突いた騒ぎになって「学問の自由」を言い出した。だが、それこそが、まさに「やぶ蛇」だったのだ。

 私には、似たような記憶がある。学生時代の大学バリケード封鎖である。当時、左翼だった私はバリケードの中で「至福の思い」に包まれた。だが、それは長くは続かなかった。バリケードの中で内ゲバが始まったからだ。

 幼稚さは、いまもかつても「左翼の代名詞」である。


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