〈民音ミュージック・ジャーニー 地球を巡る音楽の旅〉
?アルメニア共和国
第1回は「アルメニア共和国」。西アジアに位置し、カスピ海と黒海に挟まれた内陸部にある。首都エレバンは豊かな自然に恵まれ、“庭園都市”と呼ばれている。
トルコやイラン、ジョージアなどの多彩な国々と接していることから、アルメニアの文化も多様性に富み、独自の文字や民族音楽、宗教音楽などが今に継承されている。
紀元前1200年ごろから使用したとされるダブルリードの木管楽器ドゥドゥクは、アルメニアを代表する楽器の一つ。日本の雅楽等で使用される篳篥や中国の管子などにも影響を与えたと伝えられる。
ドゥドゥクと共に、弦楽器カマンチャイは、東京・信濃町の民音音楽博物館(民音文化センター内)にも保管されている。
●「アルメニア・リトル・シンガーズ」の民音公演
(2012年7月、横浜みなとみらいホールで)
また民音では、2012年に、日本とアルメニアの外交関係樹立20周年を記念して、合唱団「アルメニア・リトル・シンガーズ」を招へいした。
初来日となった同合唱団のコンサートは全国16都市で行われ、アルメニアの民族音楽や日本の民謡等を披露。澄んだ歌声は各地で大きな反響を呼んだ。
民音の公式ホームページでは、その公演の一部を動画で視聴可能。美しいハーモニーが、アルメニアへの“音楽の旅”にいざなってくれる。
民音公式ホームページのオンライン企画「MIN-ONミュージック・ジャーニー〜アルメニア共和国編〜」は、こちらからアクセスできます。