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2020.10.11-2(3)

2020年10月10日 (土) 20:42
2020.10.11

〈名字の言〉
公開中の映画「浅田家!」のテーマは「家族」である。ユニークな家族写真を撮り続けてきた写真家・浅田政志さんの実話を基にした物語だ▼主人公が東日本大震災の被災地で、写真洗浄のボランティアに汗を流す場面がある。泥をかぶった写真をきれいにして戻すと、持ち主は目を潤ませる。家族との思い出がよみがえるのだろう。かつて浅田さんは本紙のインタビューに答え、人が写真を見たくなる理由を“自分の大切な何かを確認するため”だと言った▼学会員宅を訪れると、それを実感する。池田先生と本人や家族がカメラに納まった一枚を目にする時だ。「写真を見つめては、あの日の励ましを思い出し、どんな苦難も乗り越えてこられたんです」と語る友は少なくない▼先生が同志との記念撮影会を開始したのは1965年。これまで何人と記念撮影したのかを今春、本紙記者が調べたところ、最初の8年3カ月で少なくとも延べ71万8550人に及ぶことが分かった▼「記念撮影は同志との無言の誓いです」と、先生は語っている。写真は過去の記憶と共に、その時の「心」まで呼び起こす。「原点」を持てる人は幸福である。そしてその「原点」を、“創価家族”という無数の庶民と分かち合ってきた師の偉大さを思う。(恭)


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