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2020.10.2-2(2)

2020年10月01日 (木) 14:41
2020.10.2-

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◎「史上最悪の討論会」
バイデンの発言にたびたび割り込み、一方的に主張を展開したトランプが巻き返すのは厳しい。(ニューヨークタイムズ)

トランプに批判的なCNCテレビは60%がバイデン勝利。

トランプ寄りのFOXニュースはトランプ勝利と報道。

市場は――「バイデン氏優勢」に動揺
過去の大統領選挙のアノマリー(経験則)もあり、投資家は再び警戒モードに入った。
「子どものケンカみたいだと苦笑していたら、想定外の売りに巻き込まれた」と話す。

米CBS「バイデン氏の勝利が48%と、トランプ氏の41%を上回った」

先物主導で急激に売りが膨らんみ、ゴールドマン・サックス証券「法人税引き上げに言及したバイデン氏が優勢となり、短期的な経済への悪影響が連想された」

討論では個別政策の議論は深まらなかったが、市場はすぐに「バイデン優勢」の織り込みを始めた。

金融規制の強化を掲げるバイデン氏は「ウォール街の天敵」
「米国政治の混乱が大統領選後も続くという深刻なシナリオを意識し始めた」

日経平均株価のオプション市場で、株価下落に対して「保険」の役割を果たす「売る権利(プット)」の買いが集まった。「大統領選プレミアムが織り込まれている」

決して新しい材料ではない「バイデン氏優勢」に株価が敏感に反応したのは、市場参加者もいよいよ「選挙モード」に入ったことを示しているのかもしれない。
(日経)


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