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◎名字の言 “好き嫌い”の次元を超えて
仕事で学校給食を作る壮年部員と懇談した。人気メニューはカレーライスやハンバーグが長年、不動の地位だという。一方で「苦手だから」と食べ残しの多いメニューもあると、こぼしていた▼どれも栄養士が、成長期の子らに必要な栄養価や健康面を考慮した献立である。“好き嫌い”はあっても、好きなものばかりを食べていては、頑健な体は養われない。彼は「おいしくなければ食べてもらえない。子どもたちのために、もっと調理の腕を磨かねば」と心に期していた▼以前、街角のアンケート調査で「あなたには親友がいますか?」と聞かれたことがある。苦楽を共にしてきた同志の顔が真っ先に思い浮かび、「います!」と誇らしく答えた記憶がある▼ほかにも、趣味などでつながる友人・知人が数多くいる。気の合う人との時間は楽しい。片や「君のために……」と口にしづらいことを助言してくれ、自身の内面に深い影響を与えてくれる存在もまた、かけがえのない人生の宝である▼単なる“好き嫌い”という次元を超え、互いを高め合い、逆境の時ほどその絆が強固になっていくのが真の友だ。親友はわが心を映してくれる“もう一人の自分”でもある。そうした友と切磋琢磨し合う中で、味わい深く、豊かな人生が築かれていく。(白)
【寸鉄】
信心のくさびに志のあぶ
らをささせ給いて―御書
誓願の祈りで勝利の秋を
◇
学術部の日。民衆厳護の
知性の連帯。初心を貫き
広布と人生の勝利者に!
◇
青年は絶対に臆病ではい
けない―戸田先生。信心
は勇気の異名。堂々語れ
◇
高齢者への流感ワクチン
優先接種がスタート。重
症化を予防と。備え固く
◇
身に覚えのない国際電話
に警戒を。詐欺被害が発
生と。互いに注意し撃退