?????
◎名字の言 陰で尽くす人に心からの感謝を
日蓮大聖人が門下にしたためられた手紙は、御供養に対する礼状が多い。手紙の冒頭で、寄せられた御供養の品々を列記されては門下に感謝し、その純粋な志のまま、信心を貫くよう励まされている▼同志と御書を研さんした時のこと。便利な流通手段のない鎌倉時代に、幾度も御供養を届けた門下の真心と、実際に運んだ使いの者に話題が及んだ。その際、新入会の壮年が一言。「使者たちも、それはそれは素晴らしい仕事をしましたね」。その場の皆が“確かにその通りだ”とうなずいた▼以前、遠い離島に住む婦人の読者からはがきを頂いた。そこには紙面の感想のほか、病に負けない自身の決意がつづられていた。“元気になってほしい”と思いつつ、返信した▼しばらくして、再び便りが来た。今は病を完治させ、はつらつと島の広布に走っているとのこと。思えば、はるかな地に暮らす同志と、書面で心通わせることができたのも、郵便に携わる多くの存在があったからだ▼誰かのおかげで成り立つ物事を、“当たり前”と思ってしまえば、陰で尽くしてくれた人の存在を察知することはできない。たとえ直接会わなくても、そうした人たちへの感謝を忘れないために、“心のサーチライト”を磨き続ける日々でありたい。(白)
【寸鉄】
青年部総会へ世界の友が
総力。歴史的集いへ、皆で
最後まで激励の声掛けを
◇
「今既に時来れり」御書。
後継よ力強く走り抜け!
時を逃さぬ人こそ勝利者
◇
「声は第二の顔」作家。
相手を思う真剣な言葉は
必ず心に届く。祈り込め
◇
寒暖差激しく。体調管理
の鍵は賢い食事・睡眠。
手洗い・嗽も緩みなく。
◇
在宅確認する電話の後で
家に押し掛ける「アポ電」
強盗多発。共に厳重警戒