〈心に御書を〉73 医療従事者の尊き献身に感謝
〈御文〉
貴辺の良薬を服してより已来日日月月に減じて今百分の一となれり、しらず教主釈尊の入りかわり・まいらせて日蓮をたすけ給うか、地涌の菩薩の妙法蓮華経の良薬をさづけ給えるかと疑い候なり(中務左衛門尉殿御返事、1179ページ)
〈通解〉
あなた(四条金吾)がくださった良薬を服用して以後は、体調も日々月々に回復し、今では症状も百分の一となりました。教主釈尊があなたの身に入り替わって日蓮を助けられるのであろうか。地涌の菩薩が妙法蓮華経の良薬を授けられたのであろうかと不思議に思っています。
〈池田先生が贈る指針〉
名医の四条金吾へ甚深の感謝の仰せである。医術は慈悲の聖業だ。
日夜、生命を守り、生きる力を引き出すドクター部をはじめ医療従事者の方々は、まさに仏・菩薩の体現者にほかならない。
尊き献身は御本仏が御照覧である。妙法とともに自らも健康第一で、病魔に打ち勝つ大生命力を! 金吾夫妻のごとく陰徳陽報の勝利あれ!