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2020.9.3-5(2)

2020年09月02日 (水) 16:33
2020.9.3-5

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◎北斗七星(公明)
2020/09/02 1面

 「2050年、日本は持続可能か?」。このテーマで3年前、AI(人工知能)を使った2万通りのシミュレーションから政策の選択肢が提起された。東京一極集中のような「都市集中型」ではなく、「『分散型の社会システム』に転換していくことが、決定的な意味をもつ」(『人口減少社会のデザイン』広井良典著、東洋経済新報社)と

◆08年を境に日本の人口が減る中、東京一極集中が進めば進むほど、地方の過疎化は深刻になる。また、東京への人や企業の過度な集中が、首都直下地震による被害を拡大させることも長年指摘されてきた

◆そしてコロナ禍。「3密」になりやすい東京の感染者が圧倒的に多い。東京一極集中を是正し、地方分散型へと転換する変革の必要性を突き付けられている

◆その変革の旗印こそ、14年から安倍政権が掲げ、公明党が力を注ぐ「地方創生」だ。7月に閣議決定した「基本方針」では、リモートワークを支援し、東京企業の地方オフィス開設などを推進する。地方国立大学の定員増も盛り込んだ

◆東京の人口は、この20年間で200万人増えた。転入超過の大半は進学や就職で上京する独身の若者だ。特に女性の転入が著しい。彼女らが働き、家庭を築く場所として、地方は選ばれる魅力をさらに磨きたい。持続可能性は、その努力の先に見えてくる。(東)


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