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【写真の説明】夏の太陽に照らされ、草木の緑が輝く。道の先には、浅間山が悠然とそびえ立っていた――。2001年(平成13年)8月、池田大作先生が長野でシャッターを切った。
長野は、池田先生が恩師・戸田城聖先生との最後の夏を過ごし、広布の未来を語り合った師弟誓願の天地。創価の師弟の真実の姿を永遠に残すことを誓い、小説『新・人間革命』を起稿・脱稿した地でもある。
あす8月24日は、池田先生の入信記念日。1947年(昭和22年)の夏、恩師と出会って10日後のことだった。池田先生は「稀有の師匠との出会いによって、私の人生は変わり、未来を大きく開いていただいた」と。
私たちもまた、いつも心に師を抱き、新たな広布の峰へ前進しよう。
池田先生の言葉
「師」という
原点をもつ人は強い。
原点を忘れないことだ。
原点を忘れなければ、
人間は、
進むべき信念の軌道を
見失うことはないからだ。
一流の人は皆、
約束を違えない。
私も、同じ信念できた。
だから互いに安心し
信頼できる。
約束を守る人が、
人間として
一番偉い人である。
誓いを果たす人が、
一番幸福な人である。
師の恩を忘れず、
また友情を大切に
育んでいく――
一見、平凡のように
見えるが、そうではない。
こうした振る舞いの中に、
実は人間性の
最も美しき発露があり、
人間性の真髄がある。
思うように
動けなくなっても、
電話や手紙で
人々を
励ますことができる。
皆の幸福と勝利を祈って
唱題することもできる。
日々の暮らしの中に、
御本尊への信仰があれば、
そして、
師匠と共に、
学会同志と共にいれば、
何の心配も恐れもない。
これこそ
絶対の安心、
安穏の世界である。
黙っていては、
何も起こらない。
引っ込み思案で、
縮こまっていたら、
自分の世界も変わらない。
声を届ける。
それが「善縁の拡大」に
つながる。
勇気をもって語れば、
こちらの仏性も
強く現れる。
相手の仏性も
薫発される。
私たちの対話は、
お互いが心豊かになり、
「自他共の幸福」を開き、
「皆が勝者」へと
前進しゆく行動なのだ。