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初等・中等学校(日本でいえば小学校から高校)については、安全な形で授業を行うことが困難なため、年内は閉校とすることが決まりました。
児童・生徒は全員が“留年”という形を取り、新年度が始まる明年1月から、同じ学年で授業が再開される予定です。
大学は、対面での授業は明年1月から始まり、当分はオンラインでの授業となりそうです。
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地区や支部では、IT(情報技術)に詳しい青年部に教えてもらいながら、柔軟に工夫して会合を開催しています。中でも、毎週日曜日は池田先生の小説『新・人間革命』を全国各地で研さんすると決めて、取り組んできました。
また、リーダーによる“同盟唱題”、婦人部による“リレー唱題”を行い、皆の健康と幸福を祈念しています。苦境と戦っているメンバーに、電話を通して励ましも送っています。
9月27日には「世界青年部総会」が開催されます。青年部は今月7日、総会に向けた出発の集いをオンラインで開き、「大勝利で総会当日を迎えよう」と誓い合いました。
ケニアの未来を担う一人一人が信心の原点を築けるよう、壮年・婦人部も全力で応援していきます。
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――理事長ご自身も、会社を経営していると聞きました。
私は印刷や企業製品の生産を行う会社を営んでいますが、やはりコロナ禍の影響は大きく、多くの顧客が廃業したり、営業を停止したりしています。そうした中、私の仕事は比較的、順調です。信心のおかげで、本当に守られていると感謝しています。
どこまでも御本尊を信じ抜き、師匠と心を合わせていくことが、全てを良い方向へと変えていく原動力だと確信します。
苦難の時こそ希望の哲学を社会へ
――最後に、現在の思いや、これからの決意を話していただけますか。
小説『新・人間革命』第30巻<下>の「誓願」の章で、池田先生は次のようにつづられています。
「苦難に負けず、労苦を重ねた分だけ、心は鍛えられ、強く、深くなり、どんな試練をも乗り越えていける力が培われていく。さらに、人の苦しみ、悲しみがわかり、悩める人と共感、同苦し、心から励ましていくことができる、大きな境涯の自分になれる。また、苦難に挫けることなく、敢然と戦い進む、その生き方自体が、仏法の偉大なる力の証明となっていく」と。
このご指導を読むと、力が湧いてきます。“どんな苦しい状況も必ず乗り越えていける”――そうした希望と自信が湧き上がってきます。
また現在の社会状況を見る時、私が思い起こすのは「天変地夭・飢饉疫癘・遍く天下に満ち広く地上に迸る」(御書17ページ)との立正安国論の一節です。
日蓮大聖人は、苦悩する民衆を救うために立正安国論を著されました。そして全ての人の幸福を実現するために、妙法を弘め抜いていかれました。
人々が困難に直面する今こそ、オンラインも活用して、生命尊厳の哲学である仏法を語っていきたい。多くの同志と力を合わせ、ケニアの人々の幸福のため、社会のために貢献していきたい――そう決意しています。