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〈声明〉
被爆75年に寄せて 創価学会平和推進協議会 谷川議長
●1945年8月6日の広島、9日の長崎への原爆投下から75年の夏を迎えます。
当会は、核兵器は人類の「生存の権利」を脅かすものと断じた第2代会長・戸田城聖先生の「原水爆禁止宣言」を原点とし、その精神を継がれた第3代会長・池田大作先生の、核兵器は“絶対悪”であるとの思想を根本として、長年、核兵器廃絶運動に取り組んできました。今この時に当たり、改めて核兵器廃絶に全力を尽くすことを誓います。
世界は極めて高度の緊張状態にあり、近年では、超大国における核軍拡競争が再び激化しようとしています。その一方で、新型コロナウイルスの世界的感染拡大は、軍事力ではこうした地球的な課題を解決できないことを浮き彫りにし、“人間にとって真の安全保障とは何か”という問いを私たちに突き付けています。
まさに、私たちは、こうした脅威にあって、人類が「生存の権利」を十分に確保できるか否かの、分岐点に立たされていると感じてなりません。
●平和実現の誓いを受け継ぎ 核なき世界へ民衆の連帯を
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仏法には、「大悪を(起)これば大善きたる」(御書1300ページ)という確信があります。現在の「危機」を「転機」に変え、一人一人の心に、「核兵器のない世界」という未来の地図を描き、そのビジョンに向かって、「分断」から「結合」の方向へ進んでいかねばなりません。
戸田先生から池田先生へと受け継がれた平和実現への誓いを私たちは力強く受け継ぎ、より一層の草の根の意識啓発の取り組みを推し進め、「核兵器なき世界」を目指す民衆の連帯を広げてまいります。