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2020.7.2-5(4)

2020年07月25日 (土) 12:57
2020.7.2-5

【寸鉄】
「今日蓮等の類いは善の
導師なり」御聖訓。試練の
時こそ地域の灯台と輝け
     ◇
「志の固き人は幸いなる
かな」詩人。広布に生き
抜く人生は最も尊く幸福
     ◇
社会の基盤は、家庭にあ
る―戸田先生。親子で信
心継承の夏季友好期間に
     ◇
北極圏が記録的高温に。
温暖化が原因と。未来を
守るため人類の英知結集
     ◇
マスク、手袋等の“コロナ
ごみ”が海・川で増加。自
分勝手の心捨て規則守れ


◎名字の言 ベートーベンの音楽は「悩むものの友だち」
今年、生誕250周年となる楽聖ベートーベンについて、音楽評論家の吉田秀和氏がつづっている。「ベートーヴェンの音楽は、ほかのどんな音楽よりも、悩むものの友だちであり、ときに、慰め手である」(『吉田秀和全集1』白水社)▼楽聖が人生の途上で味わった苦悩の深さは計り知れない。突然の家族の死、貧困と孤独、音楽家として致命的ともいえる難聴……▼その中で彼は、勇気を湧き立たせ、希望を見いだし、作曲という“戦い”に挑み続けた。「勇気、からだがどんなに弱っていようとも精神で打ち克ってみせよう」(小松雄一郎訳)、「希望よ、お前は心を鉄にきたえる!」(吉田秀和訳)と。だからだろう。彼の音楽は時を超え、国を超え、人々の心を鼓舞し続ける▼各地に甚大な被害をもたらした「令和2年7月豪雨」。50年間住んできた自宅が損壊した壮年が語っていた。「絶対に負けません。復活する姿を見ていてください」。ある婦人は自ら被災しながらも、懸命に友を励ましていた。「大丈夫。師匠と同志が祈ってくれています。一緒に乗り越えましょう」▼苦難があれど、試練があれど、不屈の心で連帯し、前へ前へ進む創価の友。この“蘇生の劇”は必ず、偉大な音楽のごとく、勇気と希望の曲を奏で続ける。(誠)


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