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2020.7.24-2

2020年07月24日 (金) 00:03
2020.7.24-

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第7章 英国ウォルポールの裏金工作

スペイン継承戦争の巨額債務や南海泡沫事件など、イギリスの財政危機を何度も救ったらウォルポール。だが、彼の戦力と概算は、国家財政の秘密主義なくしては得られず、その長期政権も裏金工作によって支えられていた。

初代オーフォード伯爵ロバート・ウォルポール(英語: Robert Walpole, 1st Earl of Orford, KG, KB, PC、1676年8月26日 - 1745年3月18日)は、イギリスの政治家、貴族。

在任期間 1715年10月10日 - 1717年4月12日 21年?

「国王の財産の調査は、議会が通常やることではない」

●巨額の債務を帳消しにした「南海計画」

南海泡沫事件(なんかいほうまつじけん、英語: South Sea Bubble)は、1720年にグレートブリテン王国(イギリス)で起こった投機ブームによる株価の急騰と暴落、およびそれに続く混乱を指すが、主に損害を蒙ったのはフランスであった。ロバート・ウォルポールがこの混乱を収拾、政治家として名をあげる契機となった。バブル経済の語源になった事件である。

●ミシシッピ計画(みししっぴけいかく, 仏: Compagnie du Mississippi)は、18世紀初頭に北アメリカに植民地を有していたフランスが立てたミシシッピ川周辺における開発・貿易計画。ミシシッピ会社とも言う。

フランスで立てられたこの計画は、開発バブルを引き起こし、会社の業績が極端に悪いのに発行価格の40倍にまで株価が暴騰する事態を招いた。

チューリップ・バブル(オランダ)や南海泡沫事件(イギリス)とともに、三大バブル経済の例えとして知られる。

●ニュートンさえも欲に目がくらんだ
「天体の軌道を計算することはできるが、民衆の狂気は計算できない」サー・アイザック・ニュートン(1721年)

●「大きすぎて潰せない」南海会社の救済

「ともあれ、厳正な数字も、欲と政治的思惑を相手にしたら勝ち目はなかった」 

不透明な会計で潤うのは、会社の幹部と、賄賂をもらって私腹を肥やす大臣だけだ。その一方で、何も知らされない庶民はやみくもに「ギャンブル」をするしかない………。

「どんな人間でも金で動く」

●イギリス史上最長の政権をささえた裏金工作

●富裕層においては会計は無視されていた

サミュエル・ジョンソン「ロンドン」(1737年)
秘密の策略を狡猾に練り
隙をうかがい、抜け道を探し、
まんまと信用を手にする
支配するも裏切るも思いのまま
うさんくさい数字には監査もなく
どんな罪も安全至極、ただ憎むべきは貧困なり

『当世風結婚、結婚してまだ日も浅いというのに』
夫は二日酔いで帰って来てだらしなく椅子に腰掛け、妻は夜遅くまでトランプ遊びに興じてようやく目が覚めたところだ。その傍らを、領収書の束と帳簿を手にした執事があきれた様子で立ち去る。あきらかに新婚の二人は家計の切り盛りや帳簿には興味がない。

●ウォルポールが残した負債
………世界の名品ぞろいで、その数は四〇〇点にも達する。
メディチ家の老コジモやフランスの宰相コルベールと同じく、ウォルポールは金融に精通した偉大な政治家であると同時に、芸術の偉大なパトロンでもあった。だが、1745年にウォルポールが死んだとき、息子は驚愕する――なんと元首相は四万ポンドの負債を抱えていたのである。救済の発明者は、赤字のうちに世を去ったのだった。

(帳簿の世界史)


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