〈心に御書を〉61 強き信心こそ安心の「柱」
〈御文〉
法華経は三世の諸仏・発心のつえにて候ぞかし、但し日蓮をつえはしらとも・たのみ給うべし、けはしき山・あしき道・つえを・つきぬれば・たをれず、殊に手を・ひかれぬれば・まろぶ事なし(弥源太殿御返事、1227ページ)
〈通解〉
法華経は三世の諸仏の発心の杖である。ただし(あなたにとっては、この)日蓮を杖・柱とも頼まれるがよい。険しい山、悪い道では杖をつくならば倒れない。ことに手を引かれるならば転ぶことはない。
〈池田先生が贈る指針〉
御本仏は、生老病死の険難の山坂も悪路も、杖となり柱となって支え守ってくださる。
ゆえに妙法と進む我らの生命の旅路は、何があっても絶対に安心である。永遠に常楽我浄の幸の軌道なのだ。
私たちの唱える題目も、生死を超えて家族と眷属の杖・柱となる。創価家族の命の絆ほど強いものはない。