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2020.7.21-5

2020年07月20日 (月) 09:33
2020.7.21-

◎2021年の開学20周年へ 
アメリカ創価大学が新出発
フィーゼル新学長 副学長に3氏

米カリフォルニア州オレンジ郡アリソビエホ市のアメリカ創価大学(SUA)が明年、開学20周年を迎える。

 フィーゼル新学長は語る。
 
 「かつて池田先生がSUAに示してくださった『貢献的人生を生きゆく世界市民の確固たる潮流を築く』との使命を胸に刻み、全教職員と心一つに、次代を担う平和の使者であるSUA生を大切に育んでまいります」


〈池田先生の会長就任60周年 青年部が原田会長に聞く ?部〉第14回 「御書根本」を貫く民衆仏法の学会教学?

◇原田 先生が高等部を結成されたのは、1964年(昭和39年)6月です。第3代会長就任後、最初につくられた部となり、その翌年に中等部、少年少女部(当初は少年部)の結成へと続いていきます。
 当時の学会の幹部には、そうした発想は全くなく、「未来のための布石は大切ですが、優先すべきことが、たくさんあるように思います」と言う幹部もいました。
 しかし、先生は断言されたのです。「三十年後、四十年後の学会をどうするのか。その時、学会の中核になっているのが、今の高校生です。苗を植えなければ、木は育たない。大樹が必要な時になって苗を植えても、手遅れだ」と。
 先生は常に、広宣流布の未来を見据えておられました。また当時、社会では少年の非行が深刻化し、青年の目的観の欠如が叫ばれていた時代でした。
 高等部の誕生は、こうした時代の状況に希望の灯をともすものでもあったのです。

◇原田 私は先生の高等部員に対する信頼を、まざまざと目にした思い出があります。
 それは66年7月16日、当時の箱根研修所で「鳳雛会」「鳳雛グループ」1期生が、先生のもとに集って行われた第1回野外研修でのことです。私は聖教新聞の記者として、取材でその場に同席していました。
 衝撃でした。先生は高校生に対して、一個の人格として接しておられたのです。
 自身の宿命に悩み、涙ながらに相談したメンバーに、「信心は感傷ではない。泣いたからといって、何も解決しないではないか!」と厳しく言われ、勝つための人生を開く正しい信心の在り方を、厳愛をもってご指導される場面もありました。
 私は正直、子どもたちに“受け止められるだろうか”と思うこともありました。しかし、それは、いらぬ心配でした。
 先生はメンバーに語られました。「私は、今日集まった諸君を、頼りにしてまいります。諸君が成長してくれれば、私も、年ごとに安心することができる」「諸君は、私と師弟の絆で結ばれた人であると思っているが、そう信じていいですね」
 「はい!」――その響きには真実がありました。ここに「師弟」がある。ゆえに「信頼」があり「訓練」がある。私は高等部の皆さんから教えていただいた思いでした。


●一日に30分でも5ページでも拝読を
 ◆大串 先生は女子部に対しても、幾度となく教学の大切さや、御書根本の生き方を教えてくださっています。
  
 ◇原田 かつてある女子部幹部が、先生に女子部の人材グループ「青春会」の人選基準について尋ねた際、こうご指導されました。
 「教学の力のある人を選ぼう。戸田先生は『女子部は教学で立て』と言われたが、それは人生の哲学を確立しなさいということだ。教学という生き方の哲学がなければ、仏法のうえからの重要な指導を、受け止めていくことはできないからね」
 そうして結成された「青春会」のメンバーにも先生は、「人生の確かな哲学の骨格をつくる意味から、まず、御書を読破していくようにしたい。難解な箇所もあるかもしれないが、御書をすべて拝しておけば、それが一つの自信にもなる。したがって、一日に三十分でも、あるいは、五ページぐらいでもいいから、着実に学んでいっていただきたい」と具体的に示されたことがありました。

【寸鉄】
何のための人生かを会長
の著作から学んだ―博士
平和と幸福への前進共に
     ◇
鳥取県婦人部の日。地域
に希望の虹必ず!励まし
の連帯広げる山光の太陽
     ◇
学会と生きてごらん。悩
みは全部功徳に変わる―
恩師。不退の信心を貫け
     ◇
感染が増加傾向。マスク、
リスク高い所は避ける、
間隔を空ける等の励行を
     ◇
身近な人と語らうと感染
の不安も和らぐと。電話
一本も力。支え合う心で

◎名字の言 ナチス収容所で生きる希望となったもの
精神科医のフランクルは、ナチス収容所の中で、絶望して自ら命を絶とうとした男性を救った。『夜と霧』(みすず書房)につづられている▼男性には、彼の帰りを外国で待ち続けている子どもがいた。その存在に気付かせると、男性は思いとどまったという。生きる希望を見いだしたからだ。“自分は一人ではない”という実感が、どれほど強く人を支えるか。示唆に富む話である▼「ぼくは、あの震災で大切なものを失いました。でも、もっと大切なものを学会で得ました」と語る青年がいる。9年前、東日本大震災で家も仕事も失った。単身で九州に移り、懸命に働く日々。疲れがたまった。徐々に孤独にさいなまれるように▼そんな彼を、同じ職場の学会員が懸命に励ました。「寂しい思いなんか、させんけんね」「君のこと、毎日毎日、祈っとるんよ」。その真心に打たれ、彼は入会した。男子地区リーダーとなった今、“次は自分が”と友の励ましに奔走する▼災害、病気、経済の苦境……。大きな試練に直面した時、大切なものを失った時、不安や心配事を自分だけで抱え込まなくていい。あなたにも私にも、幸福を祈ってくれている存在が必ずいる。決して一人ではない。強い強い創価家族の絆で結ばれているのだから。(実)


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