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◎烏山の戦い(オサンのたたかい)は、朝鮮戦争中の1950年7月5日に京畿道烏山付近を戦場としてアメリカ合衆国と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の間で行われた戦闘である。アメリカと北朝鮮の地上軍同士が初めて本格的に衝突した戦闘として知られている。
◎2009年ウイグル騒乱(にせんきゅうねんウイグルそうらん)は、2009年7月5日に、中華人民共和国新疆ウイグル自治区ウルムチ市において発生した騒乱事件である。このデモに先立つ6月に広東省の工場でデマを発端として、玩具工場で労働者として勤務しているウイグル人が中国人に襲撃され多数が殺傷されたが、襲撃側の刑事処分が曖昧にされたことからウイグルでの不満が高まったことが本事件の引き金となったとされる[1][2]。 新華社通信によると(2009年7月15日現在[3])、死者192名、負傷者1,721名に上る犠牲者が出たとしている。
◎平成29年7月九州北部豪雨(へいせい29ねん7がつきゅうしゅうほくぶごうう)は、2017年(平成29年)7月5日から6日にかけて福岡県と大分県を中心とする九州北部で発生した集中豪雨。 被害の規模は気象庁が豪雨について命名する基準(損壊家屋、浸水家屋の数)を下回ってはいたものの、人的被害が大きいことから、同年7月19日付で命名された。
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0186〜0237 開目抄 0197:11〜0198:03
第20章 爾前迹門の二失を顕わす
講義
つぎの御文について「水中の月を見るがごとし」とは、真実の一念三千があらわれざるにたとえ、「根なし草の波の上に浮かべるににたり」とは二乗作仏の定まらざるにたとえられている。これについて、日寛上人はつぎの歌を引用している。すなわち天台は玄七にいわく、「天月を識らず、ただ池月を観ず」と。天月は本門で、池月を迹門にたとう。天月を識らずとは本無であり、ただ池月を観ずるとは今有である。慧信僧都の歌に「手に結ぶ水に宿れる月影の、有るか無きかの世にも住むかな」と。つぎに根無し草とは浮草のことである。小野小町の歌にいわく「侘びぬれば身を萍の根を絶えて、誘う水有らんば往なんぞと思う」と。すなわち二乗作仏がこのうきぐさのごとく浮浪して定まらないとのたとえ、また小野小町は「蒔かなくに何を種とて萍の、波の畝畝生い芿るらん」と。上の句が本無であり、下の句は今有であると。このように日寛上人は古歌を引用されているが、小野小町といえば、平安朝の貴族社会を代表する妖麗淫蕩の美女で、しかも小町の心がわびしいから誘う水が有れば、どこへなりと往こうと思うとのごとき恋歌を引用して、迹門の二失をあらわされていることは、じつにおもしろいことではないか。