◎日経・春秋
「夏は夜」と枕草子………
才女の祖先
「夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを雲のいづこに月宿るらむ」
壬生(みぶの)忠岑(ただみね)の絶唱も心に響く。
「夢よりもはかなきものは夏の夜のあかつきがたの別れなりけり」
やっと暦や手帳に飲み会や旅行の印がつき出したのに、また「夢の通い路」へ迷い込んでしまうのだろうか。
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◎「米国独立記念日 ほころぶ国家の紐帯(ちゅうたい)」
「建国の精神から置き去りにされたのがアフリカからの奴隷と先住民だった」
「奴隷制の存続を主張して合衆国を離脱した南部諸州と北部諸州との南北戦争である」
――そうだったんだ。
「分断と統合を繰り返した歴史。次に振り子はどちらに傾くのか。その行方は大統領戦後の米国、コロナ後の世界の将来を左右する」
☆ちゅう‐たい〔チウ‐〕【×紐帯】 の解説
1 ひもと、おび。転じて、二つのものをかたく結びつけるもの。
2 血縁・地縁・利害関係など、社会を形づくる結びつき。
◎茂木外相
とにかく優秀な方のようですね。
トランプ大統領からも一目。
タフだけど、竹下派内の足元が鍵。
茂木 敏充(もてぎ としみつ、1955年〈昭和30年〉10月7日 -
日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(9期)、外務大臣 (第147代)、自民党栃木県連会長、竹下派会長代行。
生年月日 1955年10月7日(64歳)
出生地 栃木県足利市
出身校 東京大学経済学部卒業
ハーバード大学ケネディ行政大学院
前職 マッキンゼー・アンド・カンパニーコンサルタント
評論家
現職 外務大臣 衆議院議員
所属政党
(日本新党→)
(無所属→)
自由民主党(河本派→竹下派)
◎産経抄
それに倍するキューバなど53カ国が、………
国安法を称賛する共同声明。
………ありていに言えば中国からの巨額支援への返礼だろう。
「これは米国対中国の懸案ではない。自由主義対権威主義をめぐる懸案だ」
だが、現実の世界の潮流は異なる。カネと力が何よりものを言うのが国際社会である。