
◎創価大学理工学部の国際共同研究がSATREPSに採択
 アフリカの環境・発展に貢献
 
 創価大学の理工学部棟(東京・八王子市)。同学部では、グローバル人材を養成する海外研修やプログラムを実施している
  
 創価大学理工学部が中心となって推進するアフリカのエチオピアとの国際共同研究(代表・佐藤伸二郎教授)がこのほど、「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム」(SATREPS)の今年度の研究課題に採択された。今年度の準備期間を経て、研究期間は2021年度から2025年度までの5年間となる。
 
 ホテイアオイが過剰に繁茂するエチオピア・タナ湖の様子。人が立っている場所より奥は湖面だが、水が見えない 
 
 創立者・池田大作先生の「21世紀はアフリカの世紀」との展望から60年――研究代表の佐藤教授は力を込める。「これまでに創価大学が培ってきた研究成果を踏まえつつ、日本とエチオピアの将来のために、さらなる事業の発展と有望な人材育成に全力を注ぎます」 
 
 <池田先生が贈る指針>
  妙法は、生命の究極の大良薬である。妙法を行ずる友を、目には見えなくとも、四大菩薩は常に厳然と守護している。
  
  広布のためにわが地域を歩めば、あまたの菩薩を従える常楽我浄の地涌の行進となるのだ。
  
  不安や迷いを希望と勇気に転ずる「確信の声」を聡明に快活に広げゆこう! 友の幸福と社会の安穏のために! 
 
 ◎小説「新・人間革命」に学ぶ 第21巻 基礎資料編
 連載〈世界広布の大道〉 
 
 1975年(昭和50年)1月26日、世界51カ国・地域のメンバーの代表158人がグアムに集い、第1回「世界平和会議」が開催された。グアムは第2次世界大戦で日米の攻防戦の舞台となった島である。
  山本伸一は、恩師・戸田城聖の「地球民族主義」の言葉を胸に、会場にあった参加者署名簿の国籍欄に「世界」と記す。 
 
 スピーチに立った伸一は、「全世界に妙法という平和の種を蒔いて、その尊い一生を終わってください。私もそうします」と呼びかける。 
 
 「宿縁ふかしと思うて」
 御書。さあ師弟の絆胸に。
 創立90周年へ希望を拡大
      ◇
 人間関係が希薄な今こそ
 学会の役割に期待―日本
 の識者。激励の声を益々 
 
 ◎名字の言 
 人間の精神は「太陽」のように絶えず輝いている――ゲーテ 
 
 ▼ゲーテは人間の精神とは“年を重ねても壊れることなく、永遠から永遠へと働き続ける”ものとし、「太陽」に例えた。「われわれの肉眼にだけは沈んで行くように見えるが、実際は決して没することなく、絶えず輝き続けているのだ」(高橋健二訳)
 
 ▼悩みという暗雲に覆われると、人は心に輝く“希望の太陽”を見失いそうになる。だが太陽の仏法を持ち、胸中に信心の確信を燃やし続ける限り、人生に闇はない。その信仰勝利の晴れ姿は周囲にも希望の光を届けることになる。