◎「朝鮮戦争を防ぐ日本の役割」榊原智
今の日本人が十分に認識していない最たる点は、万一の朝鮮有事に備えて、日本が国連軍を支えているという事実である。
横田基地には国連軍後方指令部がある。
米軍主体の国連軍とそれを支える日本の存在は、朝鮮戦争の侵略者・北朝鮮への抑止力となっている。
これもあって北朝鮮は日本を敵視する。
日本が手を引けば日米同盟は崩れ、南北対立の激化も招く。日本の安全は大きく損なわれるだろう。
☆「国連軍」は今後重要なキーワードになってきそうな予感?
◎米戦略爆撃機 グアム撤退(読売)
米ランド研究所研究員ジェフリー・ホーナン氏
抑止力が弱まるとの見方は誤解だ。
「爆撃機持続配備」(CBP)
Continuous Bomber Presense
「動的動力運用」(DFE)
Dynamic Force Employment
DFEへの移行は、CBP本来の目的を打ち消すものではない。
DFEは敵にとってやっかいだ。米国は爆撃機を複数の場所から飛ばすことができ、敵は爆撃機の飛来を予測するのがよりむずかしくなるからだ。
グアムでのCBPが終了した直後の2週間だけでも爆撃機は3度にわたりアジアに戻ってきた。
飛来を察知し、対処するために敵はより資源を割く必要があり、米軍は作戦面で優位に立てる。
中国と北朝鮮のミサイルが射程と精度を向上させていることを踏まえれば、爆撃機の米国への帰還は、極めて重要な爆撃機をグアムにおいておくよりも安全にし、米軍の強靭性を増す。
◎「イージス・アショアは沖縄にも影響する」佐藤優氏
………日本政府が米国の要請を拒否できることが明らかとなりました。
この問題は、沖縄に影響を与えます。政府は秋田県と山口県の利益を考慮してイージス・アショア配備を中止したのだから、沖縄の民意に応え辺野古新基地建設を中止することもできると沖縄県は主張すると思います。
◎日本の敵地攻撃能力
「議論するならば、米軍の軍事力を日韓でサポートする一手段として捉えるべきではないか」
◎ボルトン暴露本
ボルトン氏「歴史問題を自分の目的のために取り上げているのは日本ではなく文氏だ」と思ったと述懐し、日本側の肩を持った。
☆よく見ているではないか?
◎日経春秋
「シャンパンコール」
「姫さま、もう1本!」
ネオンきらめく歌舞伎町の路地は、結構なにぎわいである。
客引きがしつこくつきまとう。
感染者が相次ぐホストクラブこそリモート営業で。とはいかないか。
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◎ゴッホ「ボンズ姿をした自画像」
当時は乏しかったフランス語の日本文献からゴッホは禅画僧のことを学んだのだろう。「坊主」のことを「ボンズ」と言っている。
鏡に映る顔を描いたのではない。絵の中で、頭を剃(そ)って、眼をちょっとつり上げ、「日本の哲学者」になろうとしたのだ。着ている服は襟に縁取りのある愛用のジャケット。しかし、背景は、「さもしいアパルトマンの壁を描く代りに無限を描く」(テオへの手紙)。
◎「なぜ韓国はホワイト国足りえぬか」古川氏
――瀬取り?
◎第二次世界大戦後の歴史でいまなお分断国家として対立を続けているのはここだけである。
“民族の力量”を問われる。
韓国にとって北に対する最大の交渉カードは「経済カード」だったのだが、この韓国の経済力はどこから生まれたのか。
………過去の保守政権ではなかったか。
「文政権は歴史に謙虚に」………聞く耳なし?
◎富坂教授
中国と向き合うことの本質は、向き合いたくない事実を咀嚼できるか否かである。
もともと欠陥の目立つ国である。見栄えはよくない。だが、汚泥に足を取られる場面も少なくないが、着実に前に進む力も備えている。
そしゃく【咀嚼】
《名・ス他》食物を細かくなるまでよく嚼(か)むこと。比喩的に、物事や文章の意味を考えつつ味わうこと。