◎きょう「父の日」――信頼広げる人間王者に
池田大作先生の写真と言葉「四季の励まし」
波瀾万丈の苦労をしてこそ
「人間」はできる。
苦労もせず、
思い通りにいけば、
よいように思える
かもしれないが、
結局は、
傲慢で小さな人間に
なってしまうものだ。
やりづらくとも、
耐えて、努力し、
乗り越えていく。
その積み重ねのなかで
「人格」はできる。
人生は長い。
勝つ時もあれば、
負ける時もある。
行き詰まり、
七転八倒する時も
あるだろう。
だが、人生の勝敗は
途中で決まらない。
栄光は、粘り抜いた
逆転劇によって
勝ち取るものだ。
だからこそ
心は負けてはならない。
あきらめてはならない。
北海道の大沼湖畔。白波が次々と打ち寄せる。そのかなたには、駒ケ岳の英姿があった。1982年(昭和57年)6月、池田大作先生がカメラに収めた。
駒ケ岳の別名は「渡島富士」。その悠然とした姿は、毀誉褒貶の風にも揺るがず、わが信念に生き抜く創価の父たちと重なる。
かつて池田先生は述べた。「大変なときに、変わらずに頑張れば、あとで尊敬される。状況が厳しかろうが、人が変わろうが、自分は自分の決めた道を貫く。その人が『人間として』の王者です」と。
きょうは「父の日」。社会や地域で一歩一歩、信頼を広げる“人間王者”に、皆で心からの感謝の拍手を送ろう。