【一年前】
◎夜
娘「ほら、お母さん、テレビで、結婚してよかったですかってあってるよ」
妻「お父さんと結婚してやっぱり良かったと思う。色々あったばってん」
【二年前】
「上海からお帰り!」
「ありがとう」
昼「父の日おめでとう」
「ありがとう」
夜、風呂から上がったばかりのところで、いきなり娘がドアをあけ、
「オッ」
思わず下半身を隠す。
娘「あ、ゴメン、アハハ……」
【妻からはケーキのあと】
妻「父の日で望(のぞみ)ちゃん(姪・熊本でパティシエ)」からケーキ買ってたから、糖尿だけど今日はいいたい」
「そうね、ありがとう」
「ところで上海はどげんやったと?」
「メールで報告したろが」
「送った?読んどらん」
「仕事だけで行ったとやろ?」
「仕事だけよ!」
「また若い子と会っとったろが!」
「……」
「それが私好かんとやん」
「アシスタント兼通訳たい」
「なんがアシスタントね!?」
「恵と年のあまり変わらんくらいの可愛〜いか子やんね」
「こんな可愛〜いか子から好かれるようになったとよ」
「よー言うよ、お小遣い目当てたい」
「どこで知り合ったとね」
「日本人向けのクラブで…もう4年」
「貢ぎよるやろが!」
「手数料」
「なんが手数料ね!手数料なら領収書もらわんなら、税理士さんやろうもん」
「専門に頼んだらもっとかかる」
「洋服とか買ってやりよるやろが」
「安いのしか買わん」
「ブランドとか買ってあげよらんね」
「ブランド好きの女は嫌い…奥さんが一番のブランドよ!」
「チューもせん、手も握らん、何にもない、食事に行くだけ」
「食事に行くなら割り勘にせんなら!」
?
「昔の浮気の経験が今活かされとるとよ……昔浮気しとらんなら今羽目はずしとる……誘惑いっぱいの魔の上海よ」
「よー言うよ、普通なら離婚よ」
「そこを堪え忍んでいるのが凄い奥さんよ!」???
(*`Д´)ノ!!!(`□´)(`Δ´)(`ロ´;)
……延々と浮気追及……平行線のままです。
???
※「全部ビジネスやけん」
【三年前】
◎「俺の命は一億円!」
今日、これまでの5,000万円の定期付養老保険に、5,000万円の20年の逓減定期保険(徐々に保障も保険料も下がっていく保険)をプラスしました。条件が付くかも知れませんが。
妻「そげんせんなんね」
私「保障が借金に足らんもん」
妻「そりゃ困るね、万一の時は借金は消して貰わんと」
私「奥さんの題目でやっと満額保障の出来た」
私「俺の命は一億円!」
妻「お、また登り始めた」
「何が」
「慢心が」
「慢心でなく愛情よ」
「おーい、降りてこーい!」
?
☆後日、条件が付き、保険料が3倍に?
保証を3分の1に?
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
0186〜0237
開目抄 0196:15〜0197:11
第19章 本門に久遠実成を説くを示す
本文
法華経の正宗・略開三・広開三の御時・唯仏与仏・乃能究尽・諸法実相等・世尊法久後等・正直捨方便等・多宝仏・迹門八品を指して皆是真実と証明せられしに何事をか隠すべきなれども久遠寿量をば秘せさせ給いて我始め道場に坐し樹を観じて亦経行す等云云、最第一の大不思議なり、
現代語訳
ついで法華経の正宗分たる方便品にいたり、略して三乗(声聞・縁覚・菩薩)を開いて一仏乗を顕し、また広く三乗を開して一仏乗を顕す時において、「唯仏と仏とのみ乃し能く究尽したまえる諸法の実相」と説き、また「世尊の法は久しくして後(要ず当に真実を説くべし)」と、また「正直に方便を捨てて但無上道を説く」等と説いてゆき、多宝仏が見宝塔品に出現して、迹門に説ききたった正宗分の八品をさして、「みなこれ真実である」と証明されているゆえに何一つかくすべきはずはないけれども、久遠寿量を秘し給いて「われ始め道場に坐し、樹を観じてまた経行した」と説いている。これこそ、もっとも第一の大不思議である。