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2018.7.6-3

2018年07月06日 (金) 00:37
2018.7.6-3

(5)有料老人ホーム
有料老人ホームとは高齢者のための民営運営の老人ホームで、3種類に分かれています。「介護付有料老人ホーム」は医療体制が充実し、食事、入浴・排泄など介護全般が受けられる施設。「住居型有料老人ホーム」は自立可能な高齢者が対象で、介護サービスが必要となった場合は在宅介護保険サービスの利用が可能です。「健康型有料老人ホーム」は自立生活が可能な高齢者向けの施設です。

(6)介護老人保険施設
介護老人保健施設(老健)は「病院と一般住宅の橋渡しをする役割を備えた施設」と位置づけられる施設で、しばらく入院生活を送っていた方によく利用されている施設です。

入居中は介護・看護といったサービスに加えて、医師のサポートを受けられます。また、看護師や理学療法士など、体調が不安定な高齢者を気遣ってくれる職員が常勤しているのも魅力的ですね。

リハビリを目的とした、病院的な機能の施設

老健は専門スタッフによるリハビリを通じ、入居者が在宅復帰することをその目的としています。「入院はもう必要ないけれど、自宅の暮らしに戻るのはまだ不安」…という方にうってつけの施設です。

老健には医師や看護師が配置され、リハビリ・医療ケアが充実しているので、暮らしの準備が整うまでの待機期間を安心して過ごすことができます。また、次の老人ホームが見つかるまでの仮住まいとして活用されることも多いようです。

(7)サービス付き高齢者医療費向け住宅
サービス付き高齢者向け住宅は元気な高齢者のための住宅
サービス付き高齢者向け住宅は民間事業者などによって運営される介護施設で、「サ高住」「サ付き」などと略されることもあります。公的な介護施設(特別養護老人ホーム他)への入居待ち問題が深刻な昨今、民間による介護施設の充実という点で、大きな期待が寄せられています。

サービス付き高齢者住宅は、基本的に「まだ介護の必要がない、比較的元気な高齢者のための施設」です。

有料老人ホームが要介護度の高い人の受け入れを前提とし、入浴・排泄・清掃など生活全般の介助、食事の提供、健康管理など、いわゆる「介護施設」のイメージそのままであるのに対し、サービス付き高齢者向け住宅で義務付けられているのは以下の2つ。

安否確認サービス
生活相談サービス
サービス付き高齢者住宅は介護サービスが提供されない代わりに、自由度の高い生活を送れることが特徴なのです。ただし最近では、有料老人ホームとサービス面で遜色のない施設も増えるなど、そのありようは多様化しているので、施設ごとの比較・吟味が必要です。

(8)介護医療院
2018年4月に介護保険法が改正され、新しく「介護医療院」という施設が創設されました。

高齢化が進み、医療と介護の両方を必要とする方はどんどん増えています。そういった方々が、より安心して過ごせる場所として考え出されたのが介護医療院です。

介護医療院の特徴は、次の3つ。
日常的に、長期療養のための医療ケアが必要な要介護者を受け入れる
ターミナルケア(終末期医療)や看取りにも対応する
生活の場としての機能を備えている

しかし2018年3月末で介護療養病床と、医療療養病床の一部の廃止が決定。

その理由は、療養病床に医療の必要性の高い患者と低い患者が混在していること。そのせいで非効率な医療ケア、医療費の高額化、スタッフ不足などの問題が起こっていました。

そこでこれらの問題を解決するため、介護医療院の創設が行われたのです。


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早勝問答 文永八年  五十歳御作 p.162
第二章浄土宗の反論を破す

一義には、浄土宗側が止観にも念仏が説かれているではないかといった場合には、止観の文段を問うべきである、と仰せになっている。

文段を問うということは、摩訶止観に念仏が説かれているというのなら、止観のどの部分の、どういう段落、文脈のうえに説かれているのかを明らかにせよ、と要求することである。摩訶止観は、天台大師が、法華経の法理から導いた一心三観・一念三千の法門を悟るための修行を説いたものであり、そのために四種三昧の修行の一部が常行三昧であり、念仏なのである。したがって、文段を明らかにすれば、浄土宗側の反論が成立しないことが明らかになるからである。


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