◎「ほら、今日は行くよ?」?
妻に連れられて来月84歳多宝会をお見舞い。
世界遺産宮原坑のすぐ近く。
選挙の時は自ら息子に電話して一票を投じてこられたとのこと。奥さんは先月80歳に。
昔の事をよく覚えてあります。
18歳で宮原杭に入り、53歳まで35年間炭鉱マンを勤めあげる。
「結婚されて何年ですか」
「…たしか25で結婚しましたから…」
「……わ〜ならもう58年?すごいですね?」
妻「奥様には感謝しかないでしょ?」
「そうですね?」
妻「こげんやって部員さんを夫婦で回るよ!!」
◎「ばあちゃんとこも行くよ?」
ちょうど昼食時でスタッフの方々が、一緒に食べさせてあるところでしたが、ばあちゃんは椅子に目をつぶったまま………。
耳元に……
「ばあちゃん…ばあちゃん…潔よ…潔よ…」
「耳は聞こえとらすけん……」
『福田によきたねを下させ給うか、なみだもとどまらず』
(衆生身心御書1,596ページ)
◎「紅葉を見に行こうよ!!」
佐賀の九年庵。多いやろね。
「なら来週の土曜日は?」
妻「夫婦で回られるけん私は幸せ??」
◎気持ち体重が下がったかな?
88kg……ナッツ類、ヨーグルトカット???
→プルーンヨーグルトを3個も買ってきました。
◎今夜はオリオン座が綺麗?
スマホで綺麗に撮れないのが残念。?
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
蓮盛抄 p.150 建長七年 三十四歳御作
第一章禅宗の根本の教えを破る
【本文】
問うて云く件(くだん)の経何れの三蔵の訳ぞや貞元・開元の録の中に曾つて此の経無し如何、禅宗答えて云く此の経は秘経なり故に文計り天竺(てんじく)より之を渡す云云、
【通解】
問うて言う。その経は何という三蔵の釈なのか。貞元釈教録や開元釈教録の中に全くこの経は載っていない。禅宗が答えていう。この経は秘経である。ゆえにただ経文だけをインドから中国に渡したのである。
【解説】
その答えに対していったいその経典はどのような三蔵が翻釈したものかと問いを発せられ、一切経の目録である貞元録や開元録にもその経典の名が載っていないがどうなのかと問われている。
これらの目録にないということは中国および日本の仏教界において、正式に認められていない経典、いわゆる後世に中国で偽作された経である疑いが濃厚であるということである。これに対して禅宗側は、この経典は秘密の経であるから、文だけがこっそりと天竺から中国へと伝わったのであると答えている。「文計り」ということは、形ある経典としてではなく、その内容だけが口伝えで伝えられたという意味であると考えられる。