法戦が迫ってくると、やはり魔の蠢動(しゅんどう)も激しくなってきます。三流評論家、旧四月会、反逆者、……。旧四月会なんかは……「まあだいたのか!」という感じです!
妻「魔には敏感ね!」
私「うん、自分が魔だから」?
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エマニュエル・トッド
「問題は英国ではない、EUなのだ」より
中国は半先進国にすぎません。しかし、先進各国、特にアメリカで起こってきている潮流の反転があの国を苦境に陥れる可能性はあります。中国経済の成長は輸出主導なので、アメリカがナショナルな方向へ重心を移すとき、特にアメリカでその重心が統合ヨーロッパの統合の崩壊や断片化と時を一にして起こるとき、続かなくなるでしょう。
『一世紀遅れのナショナリズム』
そこで中国の指導者たちが採用したのが、ナショナリズムを高揚させるという古典的な解決法でした。外敵を見つけて、ナショナリズムで国内を引き締めようとする。これは非常に危険なことです。ひと口に危険といっても、私が感じているのは漠然とした危うさではありません。中国が歴史の現段階においてナショナリズムを使わなければいけない状況に追い込まれていることが、危険なのです。
『中国は帝国ではない』
軍事的に見ても、他の大国に比べれば軍事技術で非常に遅れをとっているため、強さはあまり感じられない。しかも、アジアで覇権を握れているかというと、まったくそうではありません。むしろ、ベトナム、フィリピン、韓国、日本など、中国の覇権を否定し、アメリカという帝国のシステムの下に入ることを選んだ国々に囲まれています。
ですから、中国は途方もなく大きなネイション〔民族国家〕ではありますが、帝国と呼ぶことは決してできないのです。…私が危うさを感じているのは、その巨大なネイションが、かつてのヨーロッパの大国と同じような帝国主義的な振る舞いをしていることです。
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真言七重劣事 p.128
第一章法華と大日の七重の勝劣を示す
文永七年 四十九歳御作 与富木常忍
├無量義経第三 「次に方等十二部経・摩訶般若・華厳海空を説く・真実甚深・真実甚深」
<通解>
├無量義経第三 「次に方等十二部経・摩訶般若・華厳海空を説く」「真実に甚深であり、真実に甚深である」
<解説>
『無量義経』
次に無量義経を第三に位置づけられ「次に方等十二部経・摩訶般若・華厳海空を説く・真実甚深・真実甚深」の文を引かれている。
『小乗をも含めた爾前経すべての後に』
ここは無量義経説法品第2と十功徳品第3の文を合わせたものである。説法品の「次に方等十二部経、摩訶般若、華厳海空を説いて」の文は方等・般若・華厳等の爾前経の後に無量義経がとかれたことを示す文である。四諦や十二因縁の次に、これら権大乗を説いたとのべているので、小乗をも含めた爾前経すべての後に無量義経が説かれたことを示した文となるのである。
『爾前経に比べれば甚深の経』
「真実甚深・真実甚深」は十功徳品に「是の微妙甚深、無上大乗、無量義経をときたもう、真実甚深、真実甚深なり」等、類似の文が多くあり、爾前経の後に説かれた無量義経こそ、爾前経に比べれば甚深の経であり真実の教えであることを示したものである。ただ、「真実」も「甚深」も、爾前の諸経に比べてであることはいうまでもない。