法華真言勝劣事
『大日経を大日所説とするを破す』
126ページ
『広長舌相の経文なり』
◎「我所説経典」等の文は釈迦如来の正直捨方便の説なり大日如来の証明分身の諸仏広長舌相の経文なり是三、
<通解>
法華経法師品第十の「我が所説の経典」等の文は、釈迦如来が正直に方便を捨てて説いたものであり、大日如来が証明し、分身諸仏の広長舌相によって裏づけられた文である。(これが第三である)
<解説>
法華経法師品第10の
「わが所説の経典、無量千万億にして、已に説き、今説き、当に説かん。而も其の中に於いて、此の法華経、最も為れ難信難解なり」
の文は、釈尊が方便品第二で
「正直に方便を捨てて、但無上道を説く」と宣伝してから説かれた真実の教えである。
しかも法華経の会座に集まった十方分身の諸仏が如来神力品第21で広長舌を出して法華経がすべて真実であることを証明しており、当然、大日如来も分身の諸仏の一人として証明しているのではないか、と破されている。
※広長舌相(こうちょうぜっそう)
仏教用語。仏に具わっている三二の優れた相(三十二相)の一つ。舌が広く長く、伸ばすと顔一面を覆うという。嘘・偽りのないことを示す。転じて仏の説法を広長舌といい、雄弁なことなどにもいうようになった。
現在では広長舌を転じて「長広舌」として知られていますが、冗舌に長々としゃべり立てることに使われます。『広長舌』はありがたいものですが、『長広舌』になると迷惑な話となります。
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クリスマスイブ?
今日はお客さん兼地区の人と、妹と3人で大牟田で忘年会でした。