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2016.12.12

2016年12月13日 (火) 00:05
2016.12.12

「脳を砕かんばかりに必死になって祈った時……」(祈祷!)
ーー最近こういう祈りを忘れてました!?


法華真言勝劣事
「法華経を離れて成仏なきを明かす」
文永元年43歳御作
124ページ

『皆法華経に於て』
◎華厳経等の諸経の仏・菩薩・人天・乃至四悪趣(しあくしゅ)等の衆は皆法華経に於て一念三千・久遠実成(くおんじつじょう)の説を聞いて正覚を成ず可し何れの方に付く可きや、
<通解>
華厳経等の諸経の仏・菩薩・人・天、そして修羅・畜生・餓鬼・地獄の四悪趣等の衆生はみな法華経において一念三千・久遠実成の説法を聞いて正覚を成ずつことができるのである。どちらの味方につくであろうか。

『竜と虎と師子と兎と』
◎真言宗等と外道並に小乗・権大乗の行者等と敵対相論を為すの時は甲乙知り難し、法華経の行者に対する時は竜と虎と師子と兎との闘いの如く諍論(じょうろん)分絶(わけた)えたる者なり、
<通解>
真言宗の外道や小乗・権大乗の行者と敵対して論争をする時は甲乙つけがたいが、法華経の行者に対する時は竜と虎、師子と兎の戦いにように論争にならない。

『悪霊伏せらるる』
◎慧亮(えりょう)脳(のう)を破りし時・次弟(じてい)位に即(つ)き相応(そうおう)加持(かじ)する時・真済(しんざい)の悪霊(あくれい)伏せらるる等是なり、一向真言の行者は法華経の行者に劣れる証拠是なり、

<通解>
慧亮が脳を砕かんばかりに必死になって祈った時、次弟の惟仁親王が皇位に即き、相応が加持祈禱した時、真済の悪霊が降伏された等はこれであり、ひとえに真言の行者は法華経の行者に劣る証拠である。

惟仁親王 (これひとしんのう):
清和天皇(せいわてんのう、嘉祥3年3月25日(850年5月10日) - 元慶4年12月4日(881年1月7日))は、平安時代前期の第56代天皇。在位は天安2年11月7日(858年12月15日) - 貞観18年11月29日(876年12月18日)。諱は惟仁(これひと)。後世、武門の棟梁となる清和源氏の祖。

惟喬親王(これたかしんのう):
承和11年(844年) - 寛平9年2月20日[1](897年3月30日)は、平安時代前期の皇族。文徳天皇の第一皇子。官位は四品・弾正尹。小野宮を号す。


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<解説>
更に大聖人は、法華経に説かれている諸仏・菩薩だけでなく、華厳経等の諸経に説かれる仏・菩薩や、人界・天界から四悪道の衆生に至るまでも、皆、法華経の一念三千の法門と久遠実成の説を聞いて正覚を成ずることができるのだから、法華経の行者の側につくことは当然であるとされている。

そして、真言宗等の僧が外道や小乗・権大乗の行者と対決している場合は、諸天がどちらにつくかは分からないが、法華経の行者と対決した場合には、諸仏・諸天等は法華経の行者につくことは間違いないので、竜と虎、師子と兎が戦うように、その勝敗は明らかである、とされている。

その実例として、文徳天皇の次の皇位を惟喬親王と惟仁親王が争った際、天台宗の慧亮は弟の惟仁親王のために祈り、真言宗の真済は兄の惟喬親王のために祈った。

結果は天台の慧亮の祈りが叶って、弟の惟仁親王が王位につき清和天皇となったという故事が挙げられている。

また、天台宗の相応の加持・祈禱によって、真言宗・真済の悪霊が調伏され、宇多天皇の皇后・明子の病気が治った例を挙げられて、これらは真言の行者が法華経の行者に劣る証拠である、とされている。

そうした例から、印・真言がない祈禱は成就しない、という言い分は誤りであり、祈禱において大事なことは諸仏成道の根本である法華経の正法によって祈ることであることを示されている。


※「脳を砕かんばかりに必死になって祈った時……」 (祈祷!)
ーー最近こういう祈りを忘れてました!?

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トランプ次期米国大統領
「『一つの中国』に疑義」(読売夕刊)
ーーこれは大賛成!当たり前の事ですけど、誰も言えなかったことを言うトランプ氏はやっぱり凄いのかも。「一つの中国」に“こだわる”程に台湾は離れていく!

かつてある中国人が言ったことがあります。
「中国に二つの政党があれば必ず戦争になります。日本は1億で政党が10位あってなかなかまとまらないでしょ。中国13億をまとめていくには『一つの中国』しかないんです」
ーー「なるほど!」と思いましたけど。

「貿易などで合意できないなら、なぜ『一つの中国』に縛られないといけないのか」
ーー全くその通りです!


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