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2016.12.10

2016年12月12日 (月) 00:16
2016.12.10

『今は再生の華果なり』

法華真言勝劣事
「法華経を離れて成仏なきを明かす」
文永元年43歳御作
124ページ

『以ての外の僻見なり』
◎又印・真言無くんば祈禱(きとう)有る可からずと云云、是れ又以ての外の僻見(びゃっけん)なり、
<通解>
また「印・真言がなければ、祈禱はありえない」といっているが、これまた、とんでもない間違った考えである。

『法華経を離れて成仏す可からず』
◎過去現在の諸仏・法華経を離れて成仏す可からず法華経を以て正覚を成じ給う、
<通解>
過去・現在の諸仏は法華経を離れて成仏することはできず、法華経によって正覚を成就されたのである。

『還つて凡夫と成り給うべし』
◎法華経の行者を捨て給わば諸仏還つて凡夫と成り給うべし恩を知らざる故なり、
<通解>
諸仏は法華経の行者を見捨てられるならば、もとの凡夫となられるであろう。恩を知らないゆえである。

『枯木敗種』
◎又未来の諸仏の中の二乗も法華経を離れては永く枯木敗種(こぼくはいしゅ)なり、今は再生(さいせい)の華果(けか)なり、
<通解>
また、未来に成仏して諸仏に入る二乗も、法華経を離れては永久に成仏できない枯れ木や腐敗した種である。法華経が説かれた今は蘇生して華が咲き果実がなったようなものである。

『華光如来・光明如来』
◎他経の行者と相論を為す時は華光如来・光明如来等は何れの方に付く可きや、
<通解>
法華経の行者が他の経の行者と論争している時に、華光如来や光明如来等はどちらの見方につくであろうか。


◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
<解説者>
印・真言がなければ祈禱をしても効き目はないという台密の義を破り、法華経を離れて成仏はありえないことを明かされている。

密教は、現実社会に対しては、祈禱によって権力に取り入り、その権威を確保しようとした。その際、印・真言は祈禱に神秘性をまとわせるのに重要だったのである。

しかし、大聖人は、印・真言がなければ祈禱に効き目はない、というものはもっての外の僻見である、と破されている。

祈禱とは仏の力の助けを願うのであるが、過去・現在の諸仏は皆、法華経によって正覚を得たのであり、法華経から大恩を受けているのであるから、法華経の行者の祈りに応えないわけがなく、法華経の行者の祈りは必ず叶うのである。

また、未来に成仏する二乗も、法華経を離れた場合には、決して花や実を付けることのない枯れ木や、腐敗した種子のように、永く成仏できないのである。

それが、法華経を信ずることで、枯れ木や腐敗した種子が蘇生して花を咲かせ、果実を付けるように、成仏を許されたのである。

したがって、法華経の行者が、他宗の者と対立している時、華光如来や光明如来がどちら側につくかは明らかであり、法華経の行者を守ることは間違いないのである。


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『海賊とよばれた男』
の感想を思いつくままに……

1)夫婦で鑑賞し、本当に心の底から感動しました。原作2冊を思い出しながら観ていました。パキスタン経由の極秘交渉がなかったのがちょっと残念でしたけど……。

2)イランと日本は本当に昔から相性が良く、不思議と仲が良いですね。やはり中東問題も日本がカギを握るようです。

3)イギリスという国は相当に悪逆の限りを尽くして来た国です。今のロシアとの北方領土交渉とも重なりました。

4)英国に拿捕されそうになった瞬間の船長(堤真一)「イランも日本も独立国である。もし我々を拿捕すれば貴国(英国)の悪事を世界中に知らしめる用意がある」
ーーこの部分が一番心に残りました。

5)今でこそ石油は中東からタンカーで日本に来る、という常識もこうやって作られたのですね。人間便利になるとそれが当たり前になります。

6)原作を読んだ時も思いましたが、こんな凄い日本人がいたとは!大牟田の映画館も今日は満席でした。いいことです♪?

7)夜、
妻「お父さんがヤマピーに見えるときはやっぱり可笑しか時ばい。お父さんはやっぱり“ふうてんのトラさん”が似合う」
私「今日の岡田准一は?」
妻「対象外!」
?


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